ねいろ便り

私の作る器が誰かの暮らしを彩ったり、美味しくしたり、楽しくしたり、応援したり、できると信じて今日も制作しています

高野槙の香り

2019-12-26 | 工房便り
画像はたまたまご近所さんにお供え用ににいただいた高野槙コウヤマキです、キリッとした香りが部屋に漂っています
高野山に沢山生えている高野槙なんですが、槙の木とは通常イヌマキだそうで、似ていても全く違うものだそうです

先週、槙子さま、おばあちゃんが他界してしまいました
一月前から体調崩してましたが、出張から帰って少しずつ体調良くなり、食欲も出て、外出もできるようになり、もう大丈夫と思った矢先に
急にまた調子が悪くなりあっけなく亡くなってしまいました
亡くなった朝、前日夜具合悪そうだったので、様子を見にいったら、スッキリした顔で、ありがとう心配かけたのぅ、これから起きてトイレ行こうと思っとるとこよ、と言ってました、まだ8時だから寝てていいよーと言うのが最後の会話でした
、その日の昼も夜もよく寝てるなと思って枕元におじやや茶碗蒸し置いて、全然気づかずに翌朝気が付きました
大正、昭和、平成、令和を生きました
27年間一緒に暮らしました
洗濯も皿洗いもひと月前まで自分でやって大きな病気も入院もした事なく、耳が遠くなったからまだまだ長生きするんだろうなと過信しちゃってました
私が世話をしていると思ってたのにいなくなると勝手なもので支えを失ったような気がしています
わからないことを聞くといつも
あんたの好きなようにすればいいよ
と言ってくれました
彼方の世界でようじんに会ってる、と思いたい、彼方の世界がほんとにあったらおじいちゃんも妹もみーんな待ってるからいいね


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