2020年11月27日 10:55 富田林市甘南備(かんなび) 臨済宗妙心寺派 峰條山 楠妣庵(なんぴあん)観音寺
前回11月18日以来の訪問。
もみじの紅葉は個体差が大きく、順番に紅葉するので、結構長い期間、1か月以上楽しめます。
本堂 半鐘脇から修理された山門を望む。
行くたびに、新しいアングルを見つけます。
大楠公 久子夫人の草庵
前回はここは紅葉していなかった。
落葉のきれいな山門付近
もみじ葉散らす
10:26 本堂より草庵を望む。
晴天の午前中なら、木々の間から木漏れ日が射します。
天水受けの女紋の菊水(水の流れが右から左で逆)
久子夫人が敗鏡尼と称し、夫と息子および一族の菩提を弔いつつ、隠遁生活をしたからでしょうか...
扁額は大楠公旗印「非理法権天」
「非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず」
苔むす草庵への道すがら、赤きもみじに心打たれる。
「山のあなたに楠公の 赤き心を赤阪の
もみじによせて今もなほ 遠近(おちこち)人のそでしぼる」
「南河汽車之旅」2番
楠妣庵の「妣」は、亡くなられた母上という意味。
「なんぴあん」は優しい響き。
もみじの赤きじゅうたん敷きつめられたベンチに思い耽(ふけ)る。
「楠妣庵(なんぴあん)」は優しい響き。「甘南備(かんなび)」も優しい響き。
「富田林」もみんな三文字。なんでだろう?
写真撮影:2020年11月27日
関連記事:楠妣庵観音寺の紅葉 2020 2020.11.19.
【追加記事】2018 弘川寺・楠批庵の紅葉 〈リレー〉 2018.11.26.
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2020年12月2日 (HN:アブラコウモリH )
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