富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ふるさとの彼岸花 2023~錦織南 近鉄長野線の彼岸花

2023年10月04日 | 草花

2023年9月27日 16:02 富田林市錦織南二丁目 近鉄 滝谷不動~汐ノ宮駅間

 

田園地帯を近鉄電車が走ります。

 

河岸段丘の崖が周りを囲みます。標高76.6m。上の段丘面は105.6m。30m近くの比高があります。

 

田んぼの畦に植えられた彼岸花が満開です。

 

里芋も大きく生長。畑と田んぼが混在します。

 

石川の向こうには嶽山 278m。頂上が平らな山です。

 

こちらは嶽山の尾根伝いで南側の金胎寺山 297m。

釈迦の涅槃にたとえられます。でも横臥ではなく仰向け(あおむけ)。

 

ここは石川の氾濫原にあたり標高72mの石川より比高4mしかないので、民家が1軒もありません。

 

線路も2m以上かさ上げされています。

 

石川の蛇行(側刻作用、側方侵食)によって作られた地形。

 

田んぼの水が排出される東側のところに、明治35年(1902)河南鉄道(現近鉄)が築いたイギリス積みの煉瓦橋梁があります。

 

場所は替わって、川向いの彼方(おちかた)のミカン畑。

 

同じく彼方 滝谷不動の瀧行場への道。

 

錦織南一丁目 聖音寺境内の一石五輪塔。

五輪塔に記された年号はなんと「天文廿(二十)二年」(1553)。なんと戦国時代。織田信長がまだ19歳。

 

錦織南一丁目 試刈りされた稲穂。手前に嶽山。遠くに金剛・葛城山が見えます。

ここは河岸段丘でも上の段。溜池灌漑に依存します。下の段の田んぼは荒前井路(北東の錦織東の氾濫原の田んぼは深溝井路)で灌漑されます。

錦織地区は田んぼが多く、彼岸花がきれいです。

 

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ふるさとの彼岸花 2020~錦織の彼岸花 2020.10.3.撮影:10月1日

写真撮影:2023年9月28日

 2023年10月4日 アブラコウモリH

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふるさとの彼岸花 (kusu)
2023-10-04 06:50:52
いろいろな所の彼岸花の紹介ありがとうございます。
私もいろいろな所を紹介したいのですが、今年はなぜか身体が動きません。夏バテかな? また、頑張って自然の風景等を紹介いたします。
返信する
ブログ開設10年 (アブラコウモリH)
2023-10-04 13:17:48
kusuさん、ブログの投稿いつもありがとうございます。
百景のブログ投稿数がおそらく今年中に2000件を越えると思われます。ブログ開設から来年ちょうど10年になります。そして訪問者が100万人、閲覧数が300万回。
これからも地域の身近な、楽しい記事を投稿していきましょう。
返信する

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