富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

楠妣庵の紅葉 2014

2014年12月01日 | 紅葉

 2014.11.19.13:01 富田林市大字甘南備 楠妣庵観音寺 山門

 楠妣庵(なんぴあん)はやさしい響き 

 

 時より朱の金魚が顔を覗かせます。

 

 もみじに、洗心をはばまれた「洗心水」

 

 草庵  いちょうともみじのコントラストがとても美しい。(撮影は2014.11.19.です。)

 

今シーズンは夏場の日照が充分であり、紅葉する時期に朝晩の冷え込みがあったため、一段と色付きがよいようです。

 

 楠木 正成の旗印 「 非理法権天 (ひりほうけんてん) 」

 

 

 「 草庵―楠妣庵 (手前) 」と「 観音堂 」

 

 本堂より一段高いところの苔むしたところに、草庵と大楠公 久子夫人のお墓や楠木氏の供養塔があります。

 

 陽光のあるときは、一段と鮮やかです。

 

 かさなるもみじ葉の濃淡がうつくしい。

 

 いちょうともみじがかさなって、「 琵琶湖 」になっています。

 

 いちょうともみじがかさなって、「 淡路島 」になっています。

 

 境内のちいさな池  水面のもみじと金魚、そして映った木々の紅葉が絶妙。

 

 本堂にて 筆ひとつでこのような表現がよくできるものですね。

 

 楠妣会館にて 実はこの日 *「謡曲と和気のつどい」があり、大楠公 久子夫人によせて、オカリナ演奏をさせていただきました。そこのお部屋の掛け軸です。

*「謡曲と和気のつどい」は今年で三年目。謡曲や詩吟、箏や尺八、篠笛 +オカリナの演奏をを久子夫人に奉納する会です。謡曲とは「能」における詞章と曲。

 今年も謡曲「楠露(くすのつゆ)」が奉納されました。

 

境内にある大きな銀杏の木 ( 富田林市保存樹木 第5号、樹高27m、幹周り 2.2m )
ほかに、楠木(第4号)や欅(けやき)(第6号)も富田林市の保存樹木に指定されています。
 

 

 紅葉の鮮やかさに対して、夫人が入寂するまでの16年間隠棲し菩提を弔らった過去にとても心を打つものがあります。

 

 参拝者がゆっくりたたずめるように工夫されています。本堂に上がってゆったりするのもたのしいですね。

 

昨年の紅葉もみてくださいね。

 楠妣庵の紅葉 2013.11.22.

関連記事もみてくださいね。

 私の富田林百景+ 「 楠妣庵観音寺 」 2013.10.8.

 入山料 大人 二百円

2014.12月2日 ( HN:アブラコウモリH ) 

 


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