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原材料は二条大麦、麦麹を使い、仕込み水は超軟水である尾鈴山系の伏流水を使用、樫の木の樽で3年から5年熟成、出来上がったアルコ-ル度40%の琥珀色の液体は、香り高くまろやかでブランデーのようです。
肴には、肉良し、魚良し、更に漬物でもチーズでも良い、肴を選ばない焼酎です。敢えて選ぶとすると、日本珍味五種のひとつ同じ九州、唐津の松浦漬が好きです。焼酎の味や香りを楽しむのに邪魔になりません。
百年の孤独が恒例となっている新年会がありますが、ビールや日本酒とチャンポンにしたり、ウーロン茶で割ったりするのを見ると悲しくなります。
陛下もご愛飲とのこの焼酎、やはり少しキザな飲み方をすべきでしょう。例えば、薪ストーブの柔らかい炎の前で、ロッキングチェアーに揺られながら、静かなジャズをBGMに、ちょっと難しい小説を手に、ロックで一人静かに飲む・・・キザ過ぎますか?
尾鈴山の話は、別の酒話で。