表彰状
2年○組 ○○○○ 様
あなたは、第4回全国障害者スポーツ大会7人制サッカー競技において、選手として活躍し優勝しました。あなたの挑戦する勇気や仲間を大事にする心、たゆまぬ努力を称え、ここに表します。
人間はすぐれた仕事をするには、
自分一人でやるよりも、
他人の援けをかりるほうがよいのだと
悟ったとき、
その人は偉大なる成長を遂げる。 カーネギー
今後、情報化社会からネットワーク社会へと移行すると言われています。あなたの能力とネットワークを活かして、あなたの周りから、人々の温かな心をつなぐ相互信頼の社会を築いてください。
平成16年11月20日
県立だいこん高等学校長 奥井太郎
障害があるのに、自分から7人制サッカーのチームを探して、飛び込んでいって、優勝してしまうなんて、すごい!いつも集会のときは、後ろのほうで一人パイプ椅子に座って、話を聞いていた彼の姿を思い出すって、奥井は言います。
障害があるのに、ではなくて、障害があるからっだったのかなあ。そうじゃなくて、障害のあるなしではなく、こみ上げるエネルギーが彼を突き動かして、サッカーをさせたんじゃないかって、考えたりします。
彼に贈る言葉を随分探したみたいですよ、奥井は。
他人の援けをかりるほうがいいってわかりますが、難しいもんです。自分だけでできるなら、そのほうが楽。他人の援けをかりて、うまくできなかったときは、人間関係とかいろんなことで悩むことが多いですからねぇ。
この頃、奥井は、知り合いの奥さんの申し出があって、フラワーデザイン講座を企画したんですが、「自分づくり講座」のときと同じように、生徒が一人も集まらなくて開講できなかったんですよ。
奥井が校長になったというんで、「少しでもお役に立てるなら」と言ってもらえるなんて、奥井も大したもんです。
かくいう私も、あいつのためならと、こうしてブログしてますが。
援けてもらって、うまくいかなかったんですから、ショックだったと思いますよ。
このとき、奥井が保護者や生徒へ出した通知を紹介しましょう。どんな企画だったか、具体的にわかりますから。
「チャレンジするから、失敗もある。しかし、失敗があるからって、チャレンジをやめたら、つまらない。失敗を恐れずに、前に進んでいきたい。」
奥井は、そう思ってるんじゃないでしょうか。
保護者・生徒の皆さん 平成16年12月6日
県立だいこん高等学校長 奥井太郎
フラワーデザイン講座の開催について
初冬の候、生徒の皆さんは二学期末考査の勉強に励んでいることと思います。
さて、クリスマスに向けて、下記のとおり、フラワーデザイン講座を企画しました。世の中の様々な仕事や活動を直接体験するとともに、人の生き方や夢、苦労などを知ることにより、新たな自分を見いだす機会を提供したいと考えました。
参加を希望する場合には、担任を通じて教頭までお申し込みください。
なお、職員室前渡り廊下に、制作するリースの見本などを展示しています。
記
(1) 内 容 クリスマス用リース(直径30㎝)の制作と生き方講話
<実習手順> ① ヒムロスギの脇枝を切り、ワイヤーメッシュ等でベースづくり(約1時間)
② 金色に着色した木片チップにリボンを結んで止める(約40分)
※ リボン結びの練習をしておいてください。できない人は当日指導します。
③ 枝を通すリボン等の仕上げ
(2) 日時・場所 12月18日(土)午前9:00~12:00 物理実験室にて
(3) 費 用 材料費として、1,700円(実費)
(4) 対象者・募集人数等
対象は、原則として生徒とし、募集人数は20名とする。
希望者が多数の場合は午後の講座を開講することがある。40人を越える場合には、調整を行う。
(5) 講 師 △△フラワーデザインスクール本部講師 ○○○○さん
(6) 参加者が当日、持参するもの
ハサミ、雑巾、作品を持ち帰るための袋(スーパーの袋等)、
洗濯ばさみ6~7個(木工用ボンドが乾くまで挟むために使用)
(7) 申し込み方法・締め切り日
費用を添えて「参加申込書」をクラス担任に提出する。
12月10日(金)午後1時で締め切る。