桑田真澄の人生哲学 「夢をあきらめない」

2014-02-26 21:30:46 | 日記
桑田さんの講演を聴く機会を得た。

講演慣れしているようで、聴衆を引き込むのが上手い。
問題提起し、反応・回答した参加者に色紙を配るのも上手い手法だ。
一体感が生まれる。

内容を記載したブログが多い。
”桑田真澄の人生哲学「夢をあきらめない」”で検索すれば沢山ヒットする。

彼が語らなかった内容を考察したい。

PL学園に入学し挫折した時にはじめたのが、”朝6時に起きて、「裏の努力」(トイレ掃除、草むしり、あいさつ、靴揃え)を励行。”した。
野球に関する努力はあらゆることをやっていたので、(野球に関して)他に努力することは何もなかった。

3ヶ月過ぎたころから、投手としての結果がついてきた。
気がついてみたら「零点に抑えていた」。

これは、本人も関連性については触れなかった。

成功には必然性はない。失敗には必然性がある。

成功したからこそ理由がわからない。

・ 精神力が強くなった?
・ バッターとの駆け引きが上手くなった?
・ トイレ掃除で握力が強くなった?
・ 「裏の努力」を知るチームメイトが一致団結して守った?
等々勝手な想像は出来る。

彼の説明では、”「裏の努力」は、「運」・「縁」・「ツキ」を運んでくる。”となる。
皆さんのブログでもそのように記載している。

私には、「運」・「縁」・「ツキ」・「気づき」と聞こえた。
「ツキ」は運の仲間である。「ツキ」を「気づき」と言い直したのではないか。
彼は、「運」・「縁」・「気づき」と言いたいのではないか。

しかしながら、講演会のたびに「ツキ」を「気づき」言いなおすのも変ではあるが内容は「気づき」のほうが上手く収まる。

では、枝葉末節は放っておいて皆さんと同じように纏めれば以下である。

夢をあきらめない。
そのためには、
・表と裏の努力が必要 。
・結果だけではなくプロセスも重要 。
・挫折・コンプレックスを成長に繋げる。

話を聞いていて一点だけ虚無感に襲われる現実がある。

何歳までの話か???
今、夢はあるのか???



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