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<パリ五輪2024> メダリスト 角田夏実

2024-08-09 07:15:45 | パリ五輪2024

 「角田夏実-つのだ なつみ」 金-柔道女子48kg級、銀-柔道混合団体

 角田 夏実(つのだ なつみ、1992年8月6日 - )は、日本の女子柔道選手。2024年パリ五輪48kg級金メダリスト。世界柔道選手権48kg級3連覇(2021年-2023年)。柔道グランドスラムで金メダルを通算5個獲得。2018年アジア大会52kg級および2022年アジア大会(2023年開催)48kg級で金メダル。千葉県八千代市出身。東京学芸大学卒業[2]。SBC湘南美容クリニック所属。

 人物
 身長161cm。バスト93cm。リーチ166cm。握力は右32kg、左34kg。血液型はA型。組み手は左組み。得意技は内股、巴投げ、寝技(とりわけ関節技)。

 フリーアナウンサー兼気象予報士の角田智美は従姉妹にあたる。

*Wikipedia より

 角田夏実:柔道 遅咲き31歳の初出場で狙う、金色の日本勢メダル第1号【パリ五輪・頂を目指すアスリートたち】 2024.06.29 モリエ ミサキ nippon.com

 東京五輪代表の座を逃して一時は引退も考えた角田(つのだ)夏実は、そこから奮起し、初出場の柔道日本女子選手としては最年長記録となる31歳11カ月にしてパリ五輪に挑む。磨きをかけたともえ投げと寝技で、今大会の日本勢第1号のメダルを目指す。

 日本女子では歴代最年長出場
 パリ五輪競技初日に登場する柔道女子48キロ級の角田夏実が頂点に挑む。

 日本のお家芸ともいわれる柔道。同階級で金メダルを得られれば、日本勢として2004年アテネ五輪の谷亮子以来20年ぶりの偉業となる。

 最軽量級は初日の登場が通例だ。パリ大会では日本勢としてのメダル第1号が夏季の通算500個目のメモリアルとなるだけに、女子の大黒柱に寄せられる期待はより一層高まる。

 昨年6月、角田は30歳で初めて五輪出場の切符をつかみとった。今夏31歳11カ月で迎える初の五輪出場は、日本柔道女子では東京大会の浜田尚里(しょうり・30歳10カ月)を抜いて歴代最年長記録だ。

 角田が輝きを放ち始めたのは20代後半から。世界柔道選手権(世界柔道)では21年からオール一本勝ちで3連覇。世界屈指の柔道家へと昇り詰めた。

 運命を変えた階級変更
 しかし、そんな最強ヒロインも20代半ばまでは無名の存在で、五輪とは縁がなかった。

 快進撃の大きな契機となったのは2019年の階級変更だ。

 それまで彼女は52キロ級で五輪出場を目指していた。しかし同階級は日本女子の中でも指折りの激戦区で、のちに東京五輪で金メダルを獲得する阿部詩(うた)や志々目(ししめ)愛らそうそうたる顔ぶれがそろっていた。しかも東京五輪の代表争いにおいては、自身のけがの不運もあって崖っぷちへと追い込まれた。52キロ級で東京五輪の舞台に立つことが絶望的な状況となったことで、角田は自らの進退をかけ、ある大きな決断を下したのだった。

 「年齢も上の方になってきて、オリンピックは東京が最後のチャンスだなと思っていました。52キロ級で可能性が低いのであれば、階級をかえてチャレンジするのもいいんじゃないかと思って、そのチャンスに懸けたんです」

 52キロ級から48キロ級への異例の階級変更。もちろん、48キロ級も渡名喜風名(となき・ふうな)を始め、リオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美、世界ジュニア選手権優勝の古賀若菜らも台頭していた激戦必至の日本の伝統階級だ。そこに油断や慢心は決してなかった。

 それでも変更を決断したのは、五輪への思い、執念にほかならない。

 だが、実績を積み重ねるにはあまりにも時間が足りなかった。結果的に東京五輪の舞台に立ったのは年下のライバル・渡名喜だった。

 代表の座を逃した際には引退も考えた。しかし、五輪直前の世界柔道では48キロ級代表で出場して優勝し、「自分はまだできるんじゃないか。ここで辞めたらもったいないな」と奮起。「やっぱりオリンピックに出たいし、できるところまで頑張ろうって。自分はまだ柔道を続けたいという気持ちも再確認できた」という。

 「毎年負けたら終わりという気持ちで、常に1年ごと、1試合ごとが勝負という気持ちで挑んでいました。負けたら引退ぐらいの覚悟で」

 ベテランの域にさしかかった現在も、年齢に逆行するかのように、強さや相手をねじ伏せるような戦いぶりはすごみが増している印象だ。

 二大必殺技がもたらす自信
 一撃必殺といわれるともえ投げ、寝技での腕ひしぎ十字固めという二大必殺技は、パリの舞台でも大きな武器となるだろう。

 その独自のスタイルは、大学時代から取り組んでいるグラップリング(総合格闘技の一種)や柔術が関係している。柔術は柔道よりも寝技や関節技が多彩で動きがハマり、試合を重ねるごとにそのスタイルに自信を深めてきた。

 五輪前最後の実戦となった今年3月のグランドスラム・アンタルヤ大会(トルコ)では、準決勝で23年世界柔道3位のアビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)の懐に入って居反りのような肩車でポイントを奪うなど、ともえ投げや寝技頼みからの脱却を印象づけた。

 決勝では21歳の新星シラ・エルシン(トルコ)と対戦し、鮮やかなともえ投げで技ありを奪うと、その後は寝技に持ち込み、最後は腕ひしぎ十字固めで一本。5試合をオール一本勝ちし、優勝でパリへ弾みをつけた。

 苦労の末、31歳にしてつかんだ初の五輪。遅咲きの女王は「柔道が好きだったからこそ道は開いた」と実感している。だからこそパリでは「諦めないで良かったと思える柔道がしたい」という。何度も挫折しながら、その度に支えてくれた周囲の人たちのためにも。

 五輪という大舞台では、オール一本という展開にはならないだろう。角田自身も簡単には勝てないと気を引き締める。不安はすべて払拭し、圧倒的な自信を携えて大舞台へ。

 7月27日、角田は柔道人生の全てをぶつける。

*https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02413/ より

 柔道 角田夏実 金メダル 女子48キロ級 パリ五輪で日本勢初 2024年7月28日 11時00分  NHKニュース

 パリオリンピック柔道女子48キロ級で角田夏実選手が金メダルを獲得しました。今大会、日本にとって最初のメダルで、これで日本が夏のオリンピックで獲得したメダルの総数は500個となりました。

 目次
 角田夏実が金メダル 日本の夏季五輪500個目のメダルに

 角田夏実「国歌が流れた時にじわっときた」

 角田夏実が金メダル 日本の夏季五輪500個目のメダルに
 31歳でオリンピック初出場の角田選手は、得意技の巴投げと腕ひしぎ十字固めを繰り出して1回戦から準々決勝までの3試合はいずれも1分前後で一本勝ちしました。

 準決勝ではスウェーデンの18歳、タラ・バブルファス選手に得意の巴投げを再三かわされて互いに技のポイントがないまま初めて延長戦に入りましたが、相手が3回目の指導を受けて反則負けとなり、決勝に進みました。

 決勝は、自身より世界ランキングが2つ上の2位でことし5月の世界選手権で優勝したモンゴルのバアサンキュー・バブドルジ選手と対戦しました。

 角田選手は開始2分54秒に巴投げで技ありを奪い、そのまま優勢勝ちして金メダルを獲得しました。今大会、日本にとって最初のメダルで、これで日本が夏のオリンピックで獲得したメダルの総数は500個となりました。

 角田選手はこの大会5試合で相手に技のポイントを1つも奪われずに優勝し、この階級の日本勢では2004年のアテネ大会の谷亮子さん以来、5大会ぶりとなる金メダルを獲得しました。

 銅メダルは開催国フランスのシリーヌ・ブクリ選手と、スウェーデンのバブルファス選手で、バブルファス選手はスウェーデンにとっては男女を通じて柔道で初のメダル獲得となりました。

 角田夏実「国歌が流れた時にじわっときた」 
 角田夏実選手は、試合終了直後にコーチと抱き合って喜び「ずっと目指してきて、コーチも喜んでくれていたのでよかった。いつもの大会と違い、プレッシャーが多かったが成長できた」と話していました。今大会、日本にとって最初のメダルを獲得したことについては「目をそらしてきたが、現実になってよかった」と笑顔で話していました。

 表彰式で涙を見せ「国歌が流れた時にじわっときた。ここを目指して頑張ってきたので、やっとこの位置に立てたと思います」と話していました。その上で、これまでの道のりを振り返る問いには「きつい時が多かったので、戻りたくないです」と笑顔をのぞかせていました。

 女子48キロ級の31歳、角田夏実選手はひざのけがへの不安を払拭し、初めてのオリンピックで金メダルをつかみました。

 得意のともえ投げや腕ひしぎ十字固めなどを駆使して世界選手権で3連覇を果たすなど圧倒的な強さを見せ、今大会では金メダルの本命候補にあがっていた角田選手。しかし、ことしに入ってからは古傷の右ひざのけがに悩まされ、3月の国際大会では試合中に左のひざも痛めるアクシデントに見舞われました。

 直後の1か月は柔道の稽古は行わずに治療に力を注ぎましたが、5月の強化合宿から稽古を再開。ひざへの負担を考えて畳での稽古は抑える分、筋力トレーニングなどでフィジカル強化を重ねました。

 大会までおよそ1か月となった6月下旬には「3歩進んで2歩下がる状況だが、着実によくなっている」とけがについて話していた一方で、「楽しみよりも不安が大きくなっている」と率直な思いも話していました。

 それでも今大会では、けがの影響を感じさせない戦いぶりで勝ち上がり、決勝でも得意のともえ投げで相手を豪快に投げ飛ばす強さを見せて見事、初出場で金メダルを獲得しました。

 ◇角田夏実(つのだ・なつみ)選手
 豪快なともえ投げや、寝技に持ち込んでの腕ひしぎ十字固めが得意。東京オリンピック出場は逃したものの、2021年から世界選手権3連覇を達成した。去年のグランドスラム東京など国際大会でも実績を重ねている。

 ▽生年月日:1992年8月6日
 ▽出身地:千葉県八千代市
 ▽出身校:八千代高校→東京学芸大学
 ▽主な戦績:
 ・世界選手権 2021・2022・2023年優勝
 ・グランドスラム東京 2023年優勝
 ・グランドスラムアンタルヤ 2024年優勝

 =決勝までの勝ち上がり=
 【準決勝】 
 パリオリンピック柔道女子48キロ級の角田夏実選手が準決勝で勝って決勝進出を決め、銀メダル以上が確定しました。

 角田選手は初戦から3試合連続で一本勝ちし、準決勝はスウェーデンの18歳、タラ・バブルファス選手と対戦し、得意の巴投げを再三かわされて初めて延長戦に入りましたが、相手が3回目の指導を受けて反則負けとなり、決勝進出を決めました。

 角田選手は決勝で、世界ランキング2位でことし5月の世界選手権で優勝したモンゴルのバアサンキュー・バブドルジ選手と対戦します。

 【準々決勝】フランスの選手と対戦 3試合連続一本勝ち 
 パリオリンピック柔道女子48キロ級の角田夏実選手は準々決勝で、世界ランキング5位で開催国・フランスのシリーヌ・ブクリ選手と対戦し、開始1分、巴投げで一本勝ちして準決勝に進みました。

 角田選手は会場から地元の相手選手に大きな声援が送られる中、笑顔を見せながら入場し、1回戦から見せてきた得意の巴投げを決めて、3試合連続で一本勝ちしました。

 【2回戦】南アフリカの選手に初戦に続いて一本勝ち
 柔道女子48キロ級の角田夏実選手は2回戦で南アフリカの選手と対戦し、開始1分8秒で初戦に続いて一本勝ちして準々決勝に進みました。

 【1回戦】ブラジルの選手に開始45秒で一本勝ち 
 パリオリンピックは大会2日目の27日、柔道が始まり、女子48キロ級の角田夏実選手が1回戦でブラジルの選手と対戦し、開始45秒で一本勝ちして2回戦に進みました。

 角田選手は試合開始29秒で巴投げで技ありを奪い、そのまま寝技に移行して腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしました。

 パリオリンピック柔道女子48キロ級で、角田夏実選手が今大会、日本にとって最初のメダルとなる金メダルを獲得したことを受けて、東京駅前で新聞の号外が配られました。

 号外は、午前9時ごろから配られ、通りがかった人たちが受け取っていました。

 このうち学校の教員をしているという男性は、「角田選手は、勤務先の学校に来て講演をしてくれたこともあり、応援していたので本当にうれしいです」と話していました。

 このほか号外を受け取った人たちからは、「すごいとしか言いようがないです。快挙です」といった声や「よかったです。おめでとうございます」などの祝福の声が聞かれました。

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526341000.html より


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