うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

2014年第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート、愛心学園のマーチングがすごい

2014年12月23日 | 活動報告
 
 
第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート
 日時 2014年12月21日(日)午後1時00分~
 場所 那覇市パレット久茂地前クリスマス広場
 

 
 
このコンサートは、沖音協のメンバー平良彰一さんが、国際通りでベロタクシ―を運営しているNPO法人の江洲さんと2人が中心で、那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合と連携し、①中心商店街の活性化アピール ②はたらくものの音楽活動の発表の場を作る目的で、5年前に初めて開催して以来、毎年12月に開催してきました。
 今年からは、ろうきん推進委員会が運営主体から実行委員会形式に変更し、国際通り商店街青年部と沖音協が事務局を担い、手作りの屋外コンサートにしようと、準備を進めてきました。
 
 

 沖縄県知事選挙から解散総選挙とあわただしい時期ではありましたが、実行委員会は3回開催し、①予算は、県からの補助金、労金からの広告料、那覇市職労からの協賛金の確保予算を確保 ②機材関係は、「カールテックス」の宮城さん、沖音協、商店組合の機材をそれぞれ持ち込むこと ③出演団体は前年度の参加グループに呼びかけることと新しい参加グループも探し出しお願いすること などを確認し、点検しながら進めました。

  

番目の出演は、那覇市首里鳥堀町にある愛心学園の子供たち30人によるマーチングです。第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート(12月21日(日))

愛心学園は、首里弁ヶ岳のふもとに産声を上げ、35年になります。教育目標は、心身ともに健やかで感性豊かな成長を願い、「心身一如(しんしんいちじょ)」の教育を目指しています。
特色として、音体教育、漢字教育、英語で楽しく を取り入れ、子ども達の素晴らしい才能をはぐくんでいます。

沖縄No1を誇る、子供たちの演技は、大人顔負けの演技でした。
演奏終了後に子供たちには、お菓子をプレゼントしました。
よろこんでくれたかな~!

2番目の出演者は、今回初参加、沖縄海邦銀行軽音楽倶楽部の皆様です。会員は、15人いるとのことですが、年末に向けて忙しい時期に何とか参加できる3人で参加したとのことでした。懐かしフォークを中心にしっとりと歌ってもらいましたが、ハウリングの関係で音響を大きくすることができなかったのが残念でした。

 

3番目の登場は、「igniter」の3にんです。バンド名は、英語で火をつける着火器という意味で、心に火をつけるのが目標です。

ギター 阿良克磨、ピアノ 金城正悟、ドラム 阿良克朗で、2014年8月結成、楽曲は3人の持つ音楽性をそれぞれの感性を織り交ぜ、生み出し、県内を中心に活動を展開、呼ばれたらどこでも行くそうです。

甘いスウィートな歌声でした。

 

4番目の登場は、「カールテックス」の皆様です。いつもは3人で協力いただいていますが、今回は、5人のフルバンドで参加していただきました。リーダーのアキラさんが、音響機材も提供してもらっています。
 カールテックス とは、復帰前のガソリンスタンドの代名詞です。ボーカルのNAOさんは、キッスばりのめいくをしていました。ポップスの熱唱に、通行人もしばし立ち止まって聞いていました。相変わらずの人気です。路上ライブでは、上手なほど立ち止まる人は多くなります。

沖縄民謡は那覇市役所の「ちんだみ会」と、国際通りわしたショップの職員「儀間 一」さんの1グループと個人が参加しました。
 沖縄民謡は観光客も立ち止り多くの観客が聞いていました。

 

私は、「m&m(まさし&もりみつ)」で出る予定でしたが、相方が風邪をひいて出れなくなりました。急きょ、沖音協会長の山城文雄さんにお願いして出てもらい、沖縄戦から今にかけての沖縄をうたった「ニライの海」、人の絆をうたった「手と手」、核のない世界を願う「あたりまえの地球」、自分たちの運動と仲間の絆をうたった「オン ザ ロード」の4曲を歌いました。山城さん、急なお願いを聞いていただきありがとうございました。

 

  今回は、9グループの参加ですが、そのうち 1 愛心学園、2海邦銀行軽音楽倶楽部、3 IGNITER 7 儀間 一 の四グループは初参加でした。これまでの路上ライブの取り組みで、バンドネットワークの構築が出来つつあります。2015年も、沖音協のメンバー平良彰一さんと那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合の江洲さんと2人が中心で、国際通りトランジットモール路上ライブを年4回開催することとしており、沖音協も取り組みに協力していきます。