茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

路面電車(チンチン電車)

2009年02月24日 | 気まぐれ日記
先日のこと大阪で唯一残っているという懐かしい路面電車に乗った。
大阪で会社勤めをしていた昭和40年代前半には各地で見られたのだが・・・とりわけ天王寺~寺田町~源ヶ橋~百済(くだら)の間はよく利用したものだ。
住吉区内の某民謡会を訪問するにあたり、天王寺駅前のホテルに宿を取っていたので、新今宮まで行って南海線に乗り換え目的地に向えば時間的にも早いのだが、敢えて懐かしい路面電車に乗ることにした。

阪堺電車それは天王寺駅前の陸橋下から出ていた。
目的地は我孫子道(あびこみち)である、勿論のこと各駅停車?であります(笑)
時間的にも余裕があり200円の切符を購入し乗り込みイザ出発!路面を走るガタゴトという音がなんとも懐かしい音に聞こえた。
最初は感傷に浸っていたものの、時間待ちやら信号待ちが続くとなんとも遅い(笑)やっとの思いで目的地の駅に到着、指折り数えていたら13番目の駅でした(俺もヒマだな~(笑))))
到着までヒマを持て余していたので?じっくりと乗客ウオッチングをしていたら、殆んどの乗客が定期券か回数券を使用しており、沿線住民の貴重な足となっているのだなと感じた。

駅を降りて商店街を真っ直ぐ進み突き当りを右に、前もって調べた通りに進んでいたら、出ました!見るからに大阪のおばちゃんらしい?二人が立ち話をしている(笑)目が合ってしまい?ここら辺りで見慣れない顔だな?といった感じでこちらを見ている。
いかにも道を尋ねて下さいというように見えたので(笑)ここまで来れば大方の見当はついているが、目印となる交差点名を言って“どこですか?”と尋ねてしまった(笑)

そうしたら待ってました!とばかりに?自転車を押していたおばちゃんが乗り出してきた。
まさに立て板に水の如し!仕舞いには自分がそこまで案内しかねない様子なので、“ごめんね!ありがとう!もうわかりますので”と断ってやっと別れた(笑)
目的の大きな交差点に到着しコンビ二も発見しキョロキョロしていたら、犬を連れて散歩中のおじさんを見つけた。
その人も親切な人で目的のところまで連れて行ってくれた。

我が第二のふるさとでもある大阪の人は皆が親切だ!
(あの親切過ぎる?おばちゃんには少々疲れたが(笑))))