茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

お知らせ

2010年01月15日 | 気まぐれ日記
久々に携帯からの投稿となりました。
平成22年の新年を迎え1月も早や半ばとなりました。

実は都合によりこのブログを暫くの間お休みさせて頂くこととなりました。
今まで何かと応援して下さいました皆様には申し訳ありませんが、更にパワーアップして必ず帰って来ますのでどうかよろしくお願い申し上げます。

小泉八雲記念館

2010年01月11日 | 気まぐれ日記
アイルランド人の作家、教育者、ジャーナリストで日本文化の紹介者として広く知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の資料を展示・公開している施設で、近世の町並みが残る塩見縄手(松江城の北側の掘沿い)の小泉八雲旧居に隣接しています。
八雲の直筆原稿や初版本のほか、愛用の机・椅子・衣類などの遺愛品を中心に200点以上を展示している。
松江では島根県尋常中学校の英語教師として1890年8月30日から約1年3ヶ月を過ごし、山陰地方の霊的世界にとりわけ深い共感を抱き、後に妻となる小泉セツも松江の出身で、八雲は生涯この地と強い絆で結ばれました。

八雲の著書「知られざる日本の面影~伯耆から隠岐へ」の中で、海士町の菱浦の港の美しさに触れています。
ここには夫人と8日間に渡り滞在して水泳などを楽しんだハーンは菱浦の港を「鏡が浦」と命名しました。
二人が滞在した旅館は岡崎旅館でしたが、現在ではその跡地は佐渡公園という名の公園になっています。

隠岐音頭

2010年01月07日 | 気まぐれ日記
♪ハアー隠岐はナー 隠岐はよい国八州(やしま)の一つ ヨイヨイヤサノセー おどる潮(うしお)に ソレソレソレ

 旭(ひ)はのぼる ホン二ヨイサノ ヨイトサノセー 隠岐はヨイヨイ ヨイトサノセー  (以下囃子略す)

♪ハアー摩尼(まに)のナー 摩尼のお山の露の裾に 磯の八百杉(やおすぎ) 深みどり

♪ハアー昔ナー 昔しのべば黒木は曇る 行在所跡(ごしょ)はいずこか ほととぎす

♪ハアー波がナー 波がどんと打つ白島崎(しらしまざき)は 男度胸の 日本晴れ

♪ハー西郷ナー 西郷発つときゃ船足にぶる いとし乙女の 瞳(め)がくもる


作詞:野津無学、作曲:佐々紅華の両氏によって昭和9年10月に発表された「隠岐音頭」ですが、唄はかって一世を風靡した偉大なる民謡歌手の赤坂小梅さん(写真)が歌っています。

実は最近になってこの「隠岐音頭」の音源を探していますが、なかなか見つかりません。
どなたか持っておられましたら是非ともご連絡をお願いします。
また、自分は持っていないが○○さんが持っているのでは?との情報をお持ちの方がおられましたら、情報をお寄せ下さいますようお願いします。

え~~!1628万円??

2010年01月06日 | 気まぐれ日記
今やマグロの消費量が世界一と言われている日本ですが、なかでも最高級品との呼び声の高い青森県大間産のクロマグロが、東京の築地市場の初競りでなんと!1匹1628万円の最高値で落札されたそうだ。
自分も過去に大阪市中央卸売市場の東部市場に勤務した経験があるが、ゲンを担ぐこの業界では新年早々の初競りともなれば、ご祝儀相場も手伝って高値を呼ぶ場合が多い、また我々はこの時期には会社から社員全員に大入り袋が配布されたものである。
思い起こすに肝心の?大入り袋の中身は確か1000円であったように思う(笑)

5日の築地市場の初競りには国内外の漁港から571匹の生鮮マグロが入荷したそうだが、最高値で落札された大間産のクロマグロは重さ232キロ、1キロ当たりの単価は75000円、過去10年間で3番目の高値だそうです。
このマグロが一体どんな人の手に渡ったのか?興味があるところですが、仲卸業者を通じて競り落としたのは度々マスコミにも登場する老舗の寿司店「銀座久兵衛」と香港の飲食店チェーン「寿司キング」が、それぞれ半分(片身)ずつ分け合ったそうです。
銀座久兵衛の店主の談によると、お客さんも楽しみにしている“初物は縁起物、幸先のいい年になるでしょう”と話したそうだ。

老舗の名店「銀座久兵衛」間違っても?自分は生涯行くことはないでしょうが・・・(笑)

松直し

2010年01月04日 | 気まぐれ日記
隠岐に古くから伝わる「松直し」の行事は毎年正月の2日に行われる。
其々の漁船が大漁旗を掲げ、颯爽と沖に漕ぎ出すさまは今や正月の風物詩でもあり、漁業に従事している人たちにとっては云わば船の出初式でもある。
漁獲量の減少や燃料費の高騰などが叫ばれる昨今ではあるが、古来より豊かな海の恵みと共に生きてきた隠岐の島、漁業が町の経済を支配してきた部分もありました。

そもそも松直しという言葉の由来は、漁船のマストに注連縄と松の木の枝を括り付けて船を清め、今年一年の豊漁と航海の安全を祈願するのだが、航行中に注連縄や松の木が斜めに傾いたりすると、真っ直ぐに直すことから「松直し」と呼ばれるようになったそうだ。

以前は漁船を何隻も所有している船主の家では、身内や船員を自宅に招き景気づけに三味や太鼓で大盤振る舞いをしたそうだが、最近では世相を反映してか静かな松直し行事へと変わりつつある。
時代は変われども漁師町に古くから伝わるこのような伝統行事は、未来永劫いつまでも続いていって欲しいものである。

正月

2010年01月02日 | 気まぐれ日記
“明けましておめでとうございます”

2010年我が家は静かな正月を迎えましたが、皆さんのところはどうでしょうか?

殆どの店は明日の3日から営業、外へと出ることなく家に閉じこもっています(笑)

今のうちにゆっくりと静養してスタミナを蓄積し?今年も隠岐民謡の保存と普及そしてふるさとの民謡を通して観光宣伝にと突っ走りたいものです。