茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

2009年02月14日 | 気まぐれ日記
今日の隠岐発15:15分の伊丹行きの便にて出発、18:00より毎年恒例の北田辺での「隠岐民謡講習会」、翌早朝には和歌山に向け出発し和歌山県民文化会館での第7回「紀州路民謡全国大会」の舞台です。
現在時刻は午前1時、窓の外は雨嵐となり天候が気になるところです。
明け方の天候次第では何らかの方法で、本土?(本州)まで先に渡ることを考えなければ・・・島外に出掛けるときにいつも気になるのが天候だ、これも島国に住む者の宿命なのだろう、いつものことながらヤキモキさせるが、自分はそれでも島が大好きである。
勿論のこと自分が生まれ育ったところであるからと云うのが第一ではあるが・・・長い間ふる里の民謡に関わっている自分としては尚更のことそのように思う。
仮に何かと便利の良い松江市に住んだとしても、隠岐民謡の三味線にこだわり続ける以上、年数が経つとともに自分の三味線は隠岐の匂いが消えるであろう。

話が横道にそれてしまいました(笑)さて写真はもうかれこれ30年近く使用している「袴」です。
アイロンがけを済ませ準備OKだ!袴の紐は常にピシッとなっていなければ絶対に許せない?自分のこだわりでもある。
そしてもう一つのこだわりは、紐をこれでもかと云うほどキツク締めることだ。
自分はそうしないと舞台に上がったときに気合いが入らない。
元横綱の千代の富士が土俵に上がるときは、まわしに水を含ませながらガチガチに締めたそうだが、自分には充分過ぎるくらい?よくわかる。

明日の穏やかな天候を祈りつつ寝るとしよう・・・それではおやすみなさい・・・

一夜が明けました!(笑)
昨夜の春の嵐がまるで嘘のようにおさまり、春を思わせるような晴天となりました。
やっぱりこれも日頃の品行方正?良い行いのせいでしょうね~、それしか思い当たりません(笑)))))