茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

人の波

2009年03月31日 | 気まぐれ日記
桜前線も急ピッチで北上を続けておりますが、29日(日)東京都台東区の上野公園では親子連れなど多くの花見客が詰めかけ、驚くなかれ!この日だけでなんと16万人以上が押し寄せたそうです。
因みに上野公園の桜はここ2~3日で満開を迎えるそうだ。

それにしても東京はどうしてこんなにも人が多いのか?
隠岐の島の総人口の約6倍の人がこの日だけで上野公園に詰めかけたとは・・・
初めて上京した折に渋谷駅周辺の人の多さには度肝を抜かれました。
渋谷駅前名物の?スクランブル交差点を見たときに、“一体いつになったら人の波が消えるのだろうか?”とも思った。
私のような田舎者には時々遊びに行くのは良いが、仮にも一生東京に住むとなれば“ごめんなさい”となりますね。

大都会東京で発見した?ことがある、歩くときに都会の人は人の波をスイスイとかわしながら歩くが、私たちはどうしても向こうから来る人とぶつかってしまうのだ。
人の波をよけて歩く術を教えてもらいたいものです(笑)

見舞

2009年03月29日 | 気まぐれ日記
写真は松江赤十字病院(通称:日赤病院)ですが、昨日に妻と二人で入院している知人の見舞いに行ってきました。
昨日の朝の高速船に乗船し七類港で娘と孫の出迎えを受け、夕方に車を借りて松江市まで出掛けた。

松江市内を運転するのは何年ぶりだろうか?隠岐の島と比べて信号機の数は桁違いそして待ち時間の長いことといったら全く比べ物にならない(笑)
信号機といえば決して笑えない?失敗談がある、以前に松江市内を運転して赤信号で停止していたときのこと、私の車が停止線の一番前でしたが、後続車が次々とクラクションを鳴らす、“うるさいな~!何かあったのかな?と思いふと後ろを振り向くと早くいけ!と手で合図をしていた。
皆さんもうお分かりですよね?我が隠岐の島には赤信号に青の矢印なんてものはありませんので(笑)
道理でいつまで経ってもなかなか青信号にならないなぁ~と思っていましたが(笑))))

松江赤十字病院は現在大規模な工事中でありましたが、この病院に限らず他の本土の病院には多数の隠岐の人が入院をしている、隠岐の島の総合病院でもある隠岐病院も老朽化に伴い将来建て替えをする予定だ、それはそれで結構なことではあるがもっともっと医療体制の充実を図ってもらいたいものだ。
全国的に医師不足が叫ばれているなかで、ましてや離島の医療ともなれば更に深刻な問題でもある。

優秀なるお医者さん是非とも隠岐に来て下さい!
隠岐の島はいいところですよ~!


2009年03月27日 | 気まぐれ日記
我が町隠岐の島町のHPには壁紙のダウンロードコーナーがあります。
四季折々の隠岐の美しい自然や風物をデスクトップカレンダーでお楽しみ下さいと毎月更新します。
4月といえば桜の季節であり来月は当然の如く壁紙は桜ですが、実はこの写真にある桜はそんじょそこらの?単なる桜ではありませんよ(笑)
世間には銘木・古木はたくさんあるが、花の咲き具合でその年の豊凶を占うという桜で、その名も「世間桜(よのなかざくら)」といって隠岐の島町は元屋(がんや)地区にあります。

樹齢600年を超える二本の桜(男桜と女桜)を総称したもので、隠岐に配流された後醍醐天皇のお供の三光国師が建立した建福寺跡にあります。
(現在は石碑と古びたお堂などが残っている)
男桜は幹周り4メートルで高さが15メートル、4月上旬頃から白い花を咲かす。一方の女桜は幹周り3メートルで高さが13メートル、男桜より10日ほど遅れて薄紅色の花が咲く。
古くから豊年には花が咲き凶年には咲かない”と言われ、地元では花の咲き具合をみてその年の豊凶を占っていた。

また江戸時代には「世の中知らせ桜」という名前で江戸幕府にまで知られ、隠岐島巡礼時には必ず訪ねたそうです。

馬酔木(あせび)

2009年03月26日 | 気まぐれ日記
我が家の庭にある馬酔木が今年も見事に咲いてくれた。
「あせび」と「あしび」どちらか正しいのか?調べた結果はどうやらどちらも正しいようだ。
開花時期は3/10~4/15日頃で壷形の花をいっぱい咲かせる。
花の種類はうす紅色と白があり、かすかな香りがただよう。
枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでおり、馬が食べると酔って足がなえることから足じひ(じひは難しい漢字で変換できなかった)と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして「あせび」となった。
漢字の「馬酔木」もその由来によるそうだ。
また、このことから、葉を煎じたものは殺虫剤として使われている。

話は変わるが、大相撲も早や12日目が終了した。
我が隠岐の島町出身の力士「隠岐の海」が今場所新十両に昇進して、隠岐の海フィーバーに明け暮れた隠岐でしたが、残念ながら初日の相撲で怪我をしました。
本来の相撲が取れず当の本人が一番残念がっていると思うが・・・ところが今日は勝ちました
実は妻が友達と3人で大阪に応援に行っておりますので、今日の勝利を目の当たりにしました。
(昨日の飛行機便にて出発し明日の午後に帰宅予定です)

出発前に「おきのうみ~~!」と大きな声で応援するから、必ずテレビを観ていてと言われておりましたが、なにせ広く大きな館内のこと妻の声は残念ながら聞こえませんでした(笑)
今日の午後4時半頃に“私の声が聞こえた?”と、妻から確認のメールも届きましたが(笑))))

届きました!

2009年03月25日 | 気まぐれ日記
先日我が家に届きました!定額給付金申請書が・・・我が町隠岐の島町もついにやる気になりました(笑)
それぞれの自治体によって給付方法は色々でしょうが、我が町は口座への振り込み方式である。
先日テレビのニュースで見ましたが、この定額給付金を当て込んで?各旅行社が独自のツァーを企画、その金額も一人当たり12000~15000であった。
その対応も素早くてなかなか商魂逞しいものだと感じた。

願わくば老人世帯が、手を変え品を変え登場するオレオレ詐欺や振り込め詐欺などと同じく、定額給付金を装った詐欺の被害にあわないことを祈る。

2009年03月24日 | 気まぐれ日記
皆さんは携帯電話のデータフォルダーに溜まった写真はどのようにしていますか?
先ほど自分の携帯に溜まりに溜まった写真を見てびっくりした。
よくまぁ~こんなにも溜まるものだなぁ~と・・・大部分は娘から送られてくる孫たちの写真ですが(笑)

もうこの写真は要らないだろうと思うのを順番に削除していたらご覧の写真があった。
先月大阪にて開催した「隠岐民謡講習会」終了後の懇親会でのものです。
どうしてアップしたの?と思われるでしょう?
これは島根県の民謡「安来節」の唄・三味線・鼓の3人衆ですが、この安来節の特徴は民謡には珍しい「鼓」が入ることです。

皆さん既にご存知だと思いますが、安来節の鼓は太鼓と違って「間」の裏(裏間)を打ちます。
これは難しいです、安来節をやっている友達に時々触らせてもらいますが、第一に音を出すことが難しく、それに裏打ちとなれば頭の切り替えが大変である。

因みに鼓を打っているのは隠岐の民謡に惚れ込んで何度となく隠岐に通い、自らも「しげさ節」や「隠岐追分」をレコーディングし、私の友人でもあるキングレコードの進藤聖子(さとこ)ちゃんです。

「値下げしました」-。

2009年03月23日 | 気まぐれ日記
昨日の話題はあまりにも話が大き過ぎたので、一転して今日はせこい?話題を(笑)・・・

国会内のある売店で、民主党の小沢一郎代表をモデルにした「いっちゃんの瓦せんべい」が、公設第1秘書の逮捕が影響してか売れ行きが伸びず、630円から380円へと値下げされたそうだ。

小沢氏の似顔絵が描かれた包装紙には、「剛腕で首位奪取」「見たか!この剛速球」と威勢のいいことが書かれているが、民主党はこのところ失速気味でせんべいの売れ行きもいまひとつだという。

国会では麻生太郎首相、小泉純一郎元首相をモデルにした「太郎ちゃんのねじれ餅」「さよなら純ちゃんまんじゅう」などの菓子も売られているが、売れ行きは・・・・・。

この「いっちゃんの瓦せんべい」包装紙の似顔絵をよくよく見れば、当の本人よりも随分と男前に描かれていると思うのは私だけでしょうか?(笑)

え~~!!1憶3500万円??

2009年03月22日 | 気まぐれ日記
皆さんこのニュースを見られ(聞かれ)ましたか!?
なんと!!この絵が1憶3500万円だって!!!ビックリしました。
世の中は不景気風が吹き荒れているというのに、有るところには有るものですね~。

岸田劉生(りゅうせい)の油彩画「静物(砂糖壺・リーチの茶碗と湯呑・林檎)」(1919年作)だそうですが、21日夜に東京・丸の内ビルでシンワアートオークション(東京)の美術品競売が行われ、「麗子像」で知られる岸田劉生のこの油彩画が1憶3500万円で落札されたとのこと、出品者と落札者は非公開だそうですが。
「麗子像」などを描いた充実期の秀作で、1966年に国立近代美術館(当時)の岸田劉生展に出品後、研究者も所在がつかめず、今回が43年ぶりの公開となった。
金融不況で湿りがちなオークション市場で、久々の高額落札に会場からは大きな拍手がわいたそうだ。

このような美術品にはあまり知識もなく、これといった興味もない凡人の自分にとってはこの絵よりも、むしろ隣にいる美女のほうに目がいってしまいますが(笑)皆さんはどうですか?

メール

2009年03月21日 | 気まぐれ日記
遠く離れた友人知人に互いの近況を知らせ合うことは大切なことですよね。
つい先日のことですが、神戸市に住んでおられるKさんとは暫く連絡を取り合っていないなぁ~と思いメールをしました。
“大変ご無沙汰をいたしておりますがお元気ですか?”の書き出しにはじまり、そして現在の自分の近況をお知らせしました。
直ぐにKさんから返事がきました。
“今年約30名位を目途に募集し、9月頃に皆さんを隠岐にお連れしようと思っていますが、茶山さんのご都合はどうでしょうか?”との大変嬉しい返事が届きました。

私たちが10数年前から交流人口の拡大を図るため取り組んでいる「まるごと隠岐民謡の旅」の企画でKさんには何度となくお世話になり、相当の人数の方々を隠岐にお連れ頂き私たちと交流を重ねてきました。
Kさんは藤本流の三味線の名取で、現在は神戸市のシルバーカレッジの民謡クラブなどでボランティアで指導されたり、慰問などをされている方でもあります。
隠岐の民謡にも大変興味を持っておられ、私たちもKさんのお世話により神戸市で隠岐民謡の講習会等を何度か開催させて頂いております。
返信のメールを頂いてから直ぐにトラベル関係の担当者に連絡を入れ、これから9月の旅行日当日まで互いに連絡を取り合って旅のプランを詰めていくことになります。

前回Kさん御一行が当初希望しておられた旅行日程と私の新見市での舞台が重なったことがありました。
そのときKさんは“それじゃこちらの日程を変更します”とまで言って下さり変更したところ、その日が運悪く悪天候のため飛行機が欠航となってしまった。
またまた余儀なく日程変更となり申し訳ない気持ちで一杯でしたが、三度目の正直で?無事に隠岐空港に降り立ったときには我が胸を撫で下ろしました。

よくよく考えてみれば、そこまでして思って頂けることは大変有り難いことです。
遠く離れた友人知人なかでもお世話になった方々と、互いに近況を知らせ合うことは大切なことだとつくずく思います。

NHKのど自慢

2009年03月20日 | 気まぐれ日記
来月4月12日(日)12:15~「NHKのど自慢」は隠岐の島町からの放送です。
ゲストに演歌界のトップスター「石川さゆり」と団塊世代の星「秋元順子」を迎えての開催です。
出場申込み者の〆切も終わり、前日に開催される予選では20名の本選出場者の枠を約200名で競い合います。
旧西郷町時代にはゲストに五木ひろし・三沢あけみをゲストに迎えて放送以来、実に15年ぶりの放送となるそうですが、1町3村が合併となり新生「隠岐の島町」が誕生し、今回はその合併5周年を記念しての開催となります。

「それいけ!民謡うた祭り」や「民謡をたずねて」の番組には、伴奏者として何度か出演させて頂きましたが、「のど自慢」の伴奏者として起用されるのは初めての経験ですので今から気合いが入っています(笑)
当然のことながら「のど自慢」は現地からの生放送ですので、隠岐の出身者の方々は勿論のこと皆さんご覧になって下さい。
とは云うものの私の場合は当日の本番に出れるかどうかは?何と言っても民謡で出場される人たちの頑張り次第でもあり、謂わば“他力本願?”の状態でもあります(笑)

歴史と民謡の島とも呼ばれている隠岐の島からの放送で、民謡が1曲も出なかったというのは何とも寂しい限りですので、民謡で出場される選手の皆さん一緒に頑張りましょう