〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20170701 登山口で知り合った広島の年配者と共に二度目〔▲武佐岳〕斜里岳方面をリベンジ展望

2017-07-01 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜車中泊した多和平は、道東の大原野真っ只中に位置する。

今朝は、運良く早く目が覚めた。

そろそろ明けそうなので、カメラを持って外に出た。

[駐車場付近から、日の出の様子を撮ってみた]

 

ここには、立派な展望台も建てられている。

散歩がてら、そちらに登って朝の風景を撮影した。

ここも六年前に次いで二度目、有名な開陽台より静かで良い。

[360°の大展望をパノラマ撮影、見えすぎて前景が無いのが残念なところ]

 

それでもよく見ると、情緒ある光景が目についた。

[好きな部分をズームアップで撮影、朝の素晴らしい色合いである]

 

[こちらは先日縦走した山並で右側に▲摩周岳、左側に▲西別岳]

 

[乳牛たちも朝のミーティングだ]

 

[途中で、今日登る予定の▲武佐岳が見えた]

 

[ダイナミックなウネリを見せるミルクロード]

 

六年前に次いで二度目となる▲武佐岳登山口に到着した。

しばらくして軽四の箱バンがやって来た。

広島の年配者で共に二度目、一緒に登ることになった。

前回はガスで展望は全く無かった。

その方(70才)は、六月中旬に広島出発で登山しながら陸路で北上し、津軽海峡を渡って来たらしい。

登山はペースが違うので一緒に登るのでも珍しいが、何と最後の▲武佐岳山頂まで一緒だった。

後半の急な尾根筋を色々話しながら登った。

[三合目にある立派な避難小屋]

 

[右側奥が山頂方面の様子]

 

[前回はガスでフォトジェニックだったダケカンバ帯]

 

[ウコンウツギの群落]

 

[山頂が見え出した、手前の尾根筋が厳しそうだ]

 

[木々の間の登山道は日射しが避けられて良かった]

 

尾根筋の急登を凌いで、▲武佐岳山頂に到着した。

[▲武佐岳山頂の大岩、隣の方が広島の同行者]

 

[▲武佐岳山頂のパノラマ風景]

 

[山頂から西側をパノラマで見る、中央奥に▲斜里岳、右側奥に▲海別岳]

 

[左側に▲斜里岳、右側に▲海別岳の一部]

 

[残雪残る▲斜里岳]

 

[こちらは知床半島付け根辺りの▲海別岳]

 

[右側奥に、うっすらと残雪見えるのが▲羅臼岳の鋭峰だろう]

 

しばらくして、地元の若者三人組がやって来て賑やかになった。

[すっかり青春していた、若手三人組]

 

[奥には霞がかかった道東の原野部分]

 

さすがに日曜日と言うことで、後から次々と登山者が登って来た。

一緒に登った年配者は、とっくに降りていった。

明日は、ここから見えている▲斜里岳に登る予定と言っていた。

撮影後、自分も若者三人組と話してから下山することにした。

[枝振りの複雑なダケカンバ]

 

下山後は中標津町で入浴、明日は霧多布を観光する予定で厚岸町へ向かい、夕食後に近くの道の駅で車中泊にしました。


20170630 予想以上にハードだった▲雄阿寒岳を終え〔休日/休養/移動〕ゆっくり休養した

2017-06-30 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

0630(金)

 

今日も好天予報だったが、昨日の▲雄阿寒岳登山が予想以上にハードで、足裏に痛みが残っていたので、休養日として鶴居村の温泉施設グリーンパークつるいでゆっくり休養した。

昼食と夕食も館内のレストランで食べ、ブログ作業をして過ごした。

[六年前に登った▲雌阿寒岳方面に夕日が沈む]

 

[昨日登った▲雄阿寒岳]

 

今夜は六年前に泊まった、静かで展望抜群の多和平キャンプ場の駐車場で車中泊にしました。

 


20170629 雌阿寒岳と湖沼の展望、山頂付近に花畑を持つ〔▲雄阿寒岳〕予想以上にハードだった

2017-06-29 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日も好天予報である。

泊まった公共駐車場では、近くに登山口がある▲雌阿寒岳への登山者が朝早くから次々と出発していった。

▲雌阿寒岳は六年前に登ったので、今日は阿寒湖畔に立ち上がる▲雄阿寒岳に登る予定で、阿寒湖畔の滝口駐車場に向かった。

6時過ぎには早くも四台のクルマから先発者が出発していた。

この山は、距離が長くハードな登山が予想される為である。

[登山口になっている阿寒湖畔]

 

[マリモで有名な阿寒湖]

 

[湖畔では悠久の時間が過ぎている]

 

去年の台風被害による倒木が多く見られた。

[倒木を潜ったり、迂回したりと登山道が荒れていた]

 

[新緑の流れ]

 

[阿寒湖に太郎湖と次郎湖が繋がっていた]

 

[最初の頃は、花は少なめであった]

 

この登山道に表示されている合目表示は、五合目までが異常に長いようだ。

[四合目で半分以上クリア?ここまでが展望もなく非常に長かった]

 

四合目を過ぎると、木々の隙間から▲雌阿寒岳方面が見えてきた。

[噴煙あげる▲雌阿寒岳が見えてきた]

 

[二~三箇所、好展望の場所があった]

 

[活火山で噴煙上がる▲雌阿寒岳、今年は山頂まで登れるようだ]

 

[目にとまった、このダケカンバの枝振り]

 

急登をやり過ごすと、やっと五合目に到着する。

[実質八合目くらいらしい、ここまでがとても長かった]

 

この辺りから足元に小さな花々が見られ出した。

[ウコンウツギの花]

 

[阿寒湖方面が見えてきた]

 

[奥に▲雌阿寒岳と阿寒湖]

 

[阿寒湖では湖上遊覧船が動いていた]

 

[ノウゴウイチゴのような小さな花]

 

[登山道沿いにたくさん見られたノウゴウイチゴ?]

 

[やっと山頂方面の岩場が見えてきた]

 

[八合目に気象観測所があったようだ]

 

[イソツツジの白い花]

 

山頂が近づくと、イワウメの小さな花の群落が所々で見られるようになった。

[イワウメの小さな花]

 

[八合目付近から山頂方面を見渡す、右側奥に山頂がある]

 

イワウメ咲くザレ場を登りきると、ようやく岩場の▲雄阿寒岳山頂に飛び出た。

[ガスで展望がなくなった▲雄阿寒岳山頂]

 

[岩混じりの▲雄阿寒岳山頂付近]

 

山頂では周りに小高い丘があって、展望はイマイチである。

展望は、七~八合目付近の方が▲雌阿寒岳と阿寒湖方面が見えて良い。

[後ろに見える沼はパンケ沼]

 

[見方によっては、北海道の地図に見えてくると言われる?パンケ沼]

 

[山頂奥に見える右側にパンケ沼、左側にペンケ沼]

 

下山間際に単独の若者が登ってきたので、しばらく山談義で過ごした。

[足慣らしに登ったという釧路の若者]

 

下山していると、まだ六~七人の登山者とすれ違った。

[日本庭園を想わせるイワウメの群落が見事だった]

 

[こちらはイソツツジの群落]

 

[阿寒湖方面を背に登って来る登山者]

 

[近くに観光船が入って来た]

 

[阿寒湖のマリモに関する看板]

 

下山後は釧路方面に下り、途中の道の駅「阿寒丹頂の里」で夕食を食べ入浴、そのまま車中泊にしました。


20170628 ガスの中から▲摩周岳が出現、二度目の〔▲藻琴山〕小さな花と大きな展望を満喫

2017-06-28 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

朝方の駐車場では曇っていた。

今日の予定は▲藻琴山(二度目)であるが、登山口のある小清水高原に着いた頃にはガスに包まれた。

[登山口に向かう途中でガスに突入した]

 

ガスが晴れるかどうか、しばらく駐車場で待機した。

一時間ほどして、だんだん明るくなってきたので出発することにした。

[登山道で消防団の訓練があるようだ]

 

[登山口の案内板]

 

▲藻琴山頂上まで2km位なので、展望抜群で手頃な山として人気があるようだ。

[よく見かけるゴゼンタチバナの群落があった]

 

[ダケカンバ越しには青空が覗いて来た]

 

[眼下の屈斜路湖もガスが上がって来た]

 

[周囲の山々も見えだしてきた]

 

そして遠くには、昨日登った▲摩周岳が雲の間から見え隠れしてきた。

[左側奥に▲摩周岳の山容が見えてきた]

 

[▲摩周岳と摩周外輪山をズームアップ]


[知床方面の雲海は厚そうだ]

 

[登山道途中から左側の▲藻琴山頂上方面を望む]

 

そして、屈斜路湖のガスは完全に取れ去った。

[眼下に蒼い湖面の屈斜路湖]

 

[屈斜路湖~▲藻琴山のパノラマ]

 

一旦広場に出てから少しの登りで、標高1000mの▲藻琴山頂上に到着する。

[狭い▲藻琴山頂上から眼下に屈斜路湖を見下ろす]

 

[▲藻琴山頂上からのパノラマ]

 

[登ってきた尾根筋が見える]

 

途中で、ハクサンイチゲ群落地があった。

[ウコンウツギ]

 

阿寒方面は、なかなかガスが取れなかった。

[明日登山予定の▲雄阿寒岳は山頂のガスが取れなかった]

 

下山後、駐車場の展望休憩所でウドンを食べ、一服した。

[駐車場に作られた展望案内石]

 

しばらく店員と旅話をしてから出発、明日登山予定の▲雄阿寒岳のある阿寒湖方面に走った。

[双湖台からの眺めだが、案内板もなく湖名不詳]

 

雌阿寒岳登山口にある野中温泉別館で入浴、浴室で台湾の若者と雑談した。

美瑛~富良野~阿寒と旅行中で、山は▲十勝岳と昨日▲雌阿寒岳に登って、明日帰るらしい。

今まで網走市や阿寒湖周辺では、中華系の旅行者が多い印象である。

 

その後は六年前に岳友Tさんと泊まった、すぐ横の広い公共駐車場で 車中泊にしました。


20170627 ガスでホワイトアウトだった6年前のリベンジ〔▲西別岳~▲摩周岳〕花と展望を満喫

2017-06-27 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日から天候が回復、青空が広がった。

道東の山としては阿寒周辺か知床周辺になる。

道東の候補地としては、初登ではないが▲西別岳~▲摩周岳(二度目)、▲藻琴山(二度目)、▲雄阿寒岳、▲武佐岳(二度目)を予定している。

位置的には▲西別岳~▲摩周岳が近く、ガスでホワイトアウトだった六年前のリベンジである。

しかもこの山は、新潟県出身の岳友Tさんと出会った思い出もある。


未舗装の長い林道の奥に広く立派な西別岳登山口の駐車場がある。

[駐車場には、久々の好天で早くも多くのクルマが停まっていた]

 

[全くその通りであります]

 

[今は、花も虫も必死なのである]

 

林を抜けると、急な登り坂の「がまん坂」が見えたきた。

[登りが苦しいがまん坂、何度も振り返り周りの展望で紛らす]

 

[がまん坂上部からのパノラマ、道東の大平原を見渡す]

 

[がまん坂からの眺望、奥に▲斜里岳~▲標津岳、右側端奥に▲武佐岳]

 

[チシマフウロ]

 

[ヨツバシオガマ]

 

蝶蝶もたくさん飛び回っていた。

[アヤメに群がる色鮮やかな蝶]

 

[こちらのアヤメにも次々と蝶が群がる]

 

[登山道はダケカンバ帯をかけ上がる]

 

若いダケカンバ帯を抜けると、いよいよ眺望の良い稜線に出る。

[もう直ぐで、稜線に飛び出す]

 

この稜線には花々も多い。

[ショッキングピンクの色をしたエゾツツジが咲きだした]

 

稜線から少しの脇道で▲リスケ山頂上に出る。

[大展望の▲リスケ山頂上に到着、奥に▲摩周岳と摩周湖が見える]

 

[▲リスケ山頂上から▲西別岳~▲摩周岳、摩周湖をパノラマで見渡す]

 

[▲摩周岳と摩周湖]

 

[▲リスケ山から▲摩周岳~摩周湖~▲斜里岳~▲武佐岳の眺め]

 

[▲斜里岳の残雪も少なくなった感じ]

 

[左側から山頂付近にガスがかかった▲雌阿寒岳~▲雄阿寒岳方面]

 

[今回は霧がない摩周湖が見えた]

 

[アヤメとヨツバシオガマにチシマフウロ]

 

[稜線から▲西別岳~▲摩周岳~摩周湖~▲リスケ山]

 

少しの登りで▲西別岳頂上に到着する。

[▲西別岳頂上から▲摩周岳と摩周湖を眺める]

 

[▲西別岳の下りから▲摩周岳~摩周湖~▲リスケ山]

 

[光により表情を変える、摩周湖の湖面]

 

[木々の隙間から、これから向かう▲摩周岳のピークを望む]

 

[しばらく続く笹原と若いダケカンバ帯の登山道]

 

[登山道にはゴゼンタチバナの群落がいっぱい見られた]

 

[やっと摩周湖の第一展望台からの分岐点に到着]

 

[色鮮やかに飛ぶヨツバシオガマ]

 

[キクバクワガタ]

 

[今回は礼文島で見慣れたミヤマオダマギ]

 

最後百メートルの急登をやり過ごすと、▲摩周岳頂上に飛び出る。

[前回は全くのホワイトアウトだった、大展望の▲摩周岳頂上に到着]

 

[山頂付近に息づく花々]

 

[山頂から摩周湖を見下ろす、奥に▲斜里岳]

 

[▲摩周岳山頂の奥に続く岩峰]

 

[▲摩周岳~摩周湖をパノラマで見渡す]

 

[摩周湖~▲西別岳をパノラマで見渡す]

 

[▲摩周岳頂上から360°のパノラマ風景]

 

[山頂から眼下の樹海を見下ろす]

 

[▲摩周岳頂上から▲リスケ山~▲西別岳を望む、登山口はこの奥にある]

 

▲西別岳までは人が多かったが、▲摩周岳周辺では下山者以外に誰にも会わなかった。

帰りも花と展望を楽しみながら、ゆっくり下山した。

[ダケカンバ帯の奥に道東独特の大平原模様]

 

[枝をしならせるダケカンバ]

 

[夏到来に精一杯囀ずる小鳥]

 

無事帰った駐車場には、ほとんどのクルマはもう無かった。

[帰りに見上げた▲西別岳~▲リスケ山]

 

今夜は弟子屈ラーメンを食べ摩周温泉に入浴後、川湯温泉公園で車中泊にしました。