単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

♪♪ I 've gotta find me a place in the sun

2019-09-13 | ちょこっと旅・温泉

 

西和賀町錦秋湖に架かる天ヶ瀬橋。

 


 

国道107号を降り、橋を渡れば、耳取地区。

ゆだ錦秋湖駅の旧名が陸中大石だったので、ずーと「大石地区」だと思っていた。

 


 

この時季は、錦秋湖というより、本来の和賀川ですね。

ダム湖の宿命だけど、これはこれで、何故かホッとする風景。

 


 

陽の光、風の感触、最高に気持ちのいい日和。

どっどど どどうど・・・、草原を揺らす風の勢いに、賢治さん風の生命を感じます。

 


 

いつも静かな、穴ゆっこ。

いや、静かだろうな・・・と思われる時にしか、訪れない。

 


 

湯量不足でいろいろ制限縮小しているけど、ここはずーっと残してほしい。

 


 

湯上りのせいか、気温が上昇してきたのか、日向にいては、暑い。

地区集会所の外壁にもたれ、ボーっとしている間は、至福の時。

ここは静かです。

 


 

ここは、地元の観光パンフには、まず載っていない。

地区の人たちだけの領域・・という雰囲気さえする。

 


 

池の周りをたくさんのトンボが舞う。結構、野性味のあるトンボもいる。

水がきれいだ。ここはトンボを始め、虫たちだけの楽園。

思い出したかのように、底から一粒の水泡がすーっと上昇し、同心円の波紋を広げていく。

 


 

こじんまりとした池が二つあって、こっちの池の畔からは、せせらぎの音が聞こえる。

さっきの池からこっちの池に導水していた。

 


 

向こうの白い木柱には、「和賀川の清流を守る会」と「八重桜8本」の文字。

 


 

休み処の支柱の一本に、何故か、ほうずき。

ベンチの手入れ加減が絶妙でいい。よそ様用じゃないところがいいです。

 


 

時々、無性に訪れたくなる場所ではあるけど・・・

いればいるほど、日常に戻りたくないという気持ちが強くなるので、時々でいい。

 


 

表題の I 've gotta find me a place in the sun は、「太陽があたる場所」の歌詞の中のフレーズ。

今日、この風景を目の当たりにした時、この歌が降りてきた。

 


 

オリジナルはステーヴィー・ワンダーだけど、知ったのはラスカルズのLPでだった。

ラスカルズの方が本家よりソウルフルに仕上がっているのが、妙と言えば妙。

ラスカルズといえば、山下達郎のFM番組のテーマ曲に使われている「Groovin'」が有名かな。

 


 

Like a long lonely stream I keep on・・・

Movin'on movin'on Like a blanch on a tree・・・

知ってるところの歌詞を口ずさみ、途中は、hu・・hu・・n

何度も繰り返しながら、そうやって40分ぐらいの時間がここで過ぎていきました。