岩手県西和賀町(旧沢内村)県道1号線沿いにある「およね食堂」。
店の名前の由来は、たぶん、この辺に伝わる「およね」伝説。興味のある方は、ググって。
昨夜の深酒で疲労困ぱいの胃袋は、今、ここの蕎麦を無性に欲している。
ボクが、今日、最初の客のようです。店内に広がるこのローカル感・・、良いんです。
若い女将さんが「神奈川からですかあ?!」 ははーん、きっと、勘違いしてる。
誰かが、車のナンバープレートの「ショウナイ」を「ショウナン」と伝えたらしい。
ざるそば大盛り100円増しの800円。蕎麦もコゴミも、とても美味かった。
女将さんが「この前、庄内に行ってきましたよ。きれいなところですねえ。」
海がよかったのかなと思ったら、巨大な風車が回る、広い平野に感動したらしい。
そんなにきれいかあ?「こっちの方が、ずーっと、いいですよ。」とお返し。
美味しい蕎麦に、体調も快復。あとは、熱い温泉に入って、シャキーッとしたい。
広い湯船でのんびりしようと、県道から町道に折れ、「沢内バーデン」に向かった。
杉木立の裏が温泉。他県ナンバーの車(ボクもそうです)が、どんどん入っていく。
駐車場の車の多さに、今日はやめとこう。
秋田県境にほど近い、巣郷温泉「憩いの家 福寿荘」 ここなら、ゆっくりできる。
クセのない泉質の湯田温泉にあって、心地よいアブラ臭がここの特徴。しかも、熱い。
一番風呂ほどの「熱っ!!」さは感じられなかったけど、気持ちよかったなあ!!
しばらくボク一人でしたが、秋田県人と思しきオジサン二人が入ってきた。
ボク的には異論がありますが、「ほっとゆだと似たお湯っこだすな。」と話していた。
一時間ほどマッタリしていたら、「およね」で満足したはずの胃袋が「まだ食える。」
結局、国道107号でのボクの定番、道の駅「さんない」の立ち食いそばで締めた。
蕎麦と温泉で体調は戻ったけど、今回は、ちょっぴり寂しい「もりおか」となりました。