単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

史跡清水城址

2012-09-23 | ちょこっと旅・温泉

 

肘折温泉からの帰り、「清水城址」と書かれた粗末な案内板が視界をよぎった。

山形に清水城・・?「どうせ・・」と、思いつつ、丘陵地に入る小路に折れた。

 


 

杉木立を抜けると、そこは、田んぼが広がる、時間が止まった、静かな空間。

『清水城は、山形城の出城。築城は文明10年(1476)。

 関が原までの百数十年間、最上郡の殆どを領地にしていた・・。』

 


 

バイクを停め、本丸跡と書かれた標柱に従い、杉木立の小路を抜ける。

 


 

本丸跡は、奇麗な芝生の公園になっていた。ホントに、静か・・、ですねぇ。

端っこに置かれている、小さな東屋へ。

 


 

おおっ!! これは、これは・・、すごいねえ。

『最上川の水運上、重要な中継基地。

 庄内の武藤勢との激しい争奪戦があった・・・』の説明が、一目瞭然。

 


 

この地が、庄内勢と奪い合いになった、水運上の要地であったことに合点がいく。

最上川の眺望がすばらしい。これだけでも、ここに来る価値がある。

歴史のロマンも感じる。ひっそりと「在る」から、いいのかもしれない。