マルセル・プルースト(Marcel Proust)が生涯をかけて
書いた長編小説。ジェームス・ジョイスの「ユリシーズ」
と双璧と言われる20世紀を代表する作品である。
私が30歳くらいの時、友人であり詩人の
「みえのふみあき」氏から薦められた・・・
ところで、「みえのさんは読んだのか?」と尋ねたところ
当時、まだ読了はしていない(笑)ということであった。
あ~あれから月日はサラサラ流れて二十年近く経ち、そろそろ
取り掛かろうかと考えている。いまさらという感じでもあるが、
いまこそという気概もある。
きっかけは、最近「スノビズム」という言葉を唐突に思い出したことと、
例の「1Q84」を読んで「現実は記憶の中に作られる」という円環的時間
の解釈と「無意識的記憶」について勉強したくなったからであり、はじめて
三人称で書かれたと思われる村上作品には少なからず啓蒙された。
この作品は、ベルエポック時代のスノビズムを徹底的に描いているという識者の
見解がある。「サロンに集まる俗物たち」が辛辣に描かれているという・・
自分自身もそうであり、こんな時代だからこそ今一度、スノビズムを咀嚼したい
という気持ちが高まってきたのかもしれない・・・
そして、自身に蓄積した毒を吐ける場所(ブログを書くこと)を示唆してくれた
YP氏には改めて謝辞を申しあげたい。謝々!
1991年にバブル経済が崩壊し、「失われた10年」と言われてからも久しい
事実、私儀、未だにバブル経済の遺物を背負っている。
全13巻、本年中の読了を課題としようと思う。
ちなみに、来年、私はめでたく4回目の年男になる予定である。
書いた長編小説。ジェームス・ジョイスの「ユリシーズ」
と双璧と言われる20世紀を代表する作品である。
私が30歳くらいの時、友人であり詩人の
「みえのふみあき」氏から薦められた・・・
ところで、「みえのさんは読んだのか?」と尋ねたところ
当時、まだ読了はしていない(笑)ということであった。
あ~あれから月日はサラサラ流れて二十年近く経ち、そろそろ
取り掛かろうかと考えている。いまさらという感じでもあるが、
いまこそという気概もある。
きっかけは、最近「スノビズム」という言葉を唐突に思い出したことと、
例の「1Q84」を読んで「現実は記憶の中に作られる」という円環的時間
の解釈と「無意識的記憶」について勉強したくなったからであり、はじめて
三人称で書かれたと思われる村上作品には少なからず啓蒙された。
この作品は、ベルエポック時代のスノビズムを徹底的に描いているという識者の
見解がある。「サロンに集まる俗物たち」が辛辣に描かれているという・・
自分自身もそうであり、こんな時代だからこそ今一度、スノビズムを咀嚼したい
という気持ちが高まってきたのかもしれない・・・
そして、自身に蓄積した毒を吐ける場所(ブログを書くこと)を示唆してくれた
YP氏には改めて謝辞を申しあげたい。謝々!
1991年にバブル経済が崩壊し、「失われた10年」と言われてからも久しい
事実、私儀、未だにバブル経済の遺物を背負っている。
全13巻、本年中の読了を課題としようと思う。
ちなみに、来年、私はめでたく4回目の年男になる予定である。