コロナ禍が収まりません。
コロナウイルスが消滅したわけではないので、人間が活動している限り、社会はいつも「感染蔓延リスク」に晒されています。
誰もがわかっている事ですが、人により「意識差」があり、そして人間の「煩悩・欲・我」が自粛・我慢後の「発散行動」に拍車をかけて、第二波を引き起こしています。
元凶は夜の歓楽街⁈ 夜間営業をしている飲食店⁈ ライブハウス⁈ そして、そこに行く無自覚な若者⁈ かのごとく、また『自粛要請』や「地域限定緊急事態宣言」が出され始めました。
飲食店は夜の10:00間での営業終了!
事業者にとっては、ギリギリ我慢して、やっと再開したのに...との思いや、生きてゆくためには、これ以上の自粛は限界!との声も聞こえています。
政府は「感染拡大を抑制しながら経済も回復させてゆく」としています。
経済回復のカンフル施策の一つ「Go to キャンペーン」は賛否両論あり、難しい舵取りを強いられています。
また、感染拡大により医療現場の事情も考慮が必要です。長丁場にわたる「コロナ対応」に、医療従事者の方々の疲労と疲弊度がピークとなってきています。
「医者の義務だ!」的な発言や「コロナウイルスリスク者」として接触忌避をする社会風潮は慎まなくてはなりません。
不安や懐疑心がバイアス社会を増幅し、歪んだ正義をかざす「匿名コロナ私設警察」が生まれる社会を、スピード感を持って混乱なく適切に変質させてゆく正義の対策はいかに!
トリレンマ社会状況の中で、人類一人ひとりの「生きる知恵」と「覚悟と責任」が問われています。
政府頼りには限界があります。矛先を国に向けるのではなく、まずは私たち一人ひとりが「自覚」持って、「真剣」に今を考えてみる事も大切では!と思う週末です。