及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

「子ども宅食」のオンライン勉強会に参加しました(9/27)

2020-10-01 10:33:21 | 日記

9月27日(日)出産議員ネットワーク・子育て議員連盟の合同勉強会がありました。

私は加盟してませんが、知り合いの議員から案内があり参加しました。

講師は子ども宅食をやっている文京区の成澤廣修区長です。首長として初めて育休

をとったことでも有名です。

文京区では2017年から「子ども宅食」をスタートし、児童扶養手当、就学援助、子ども

がいる生活保護世帯に隔月で20品目の食材などを届けています。

対象1000世帯のうち700世帯が利用しています。

きっかけはふるさと納税の活用で基金を積み立て、3350人の方から1億3400

万集まったそうです。ニュースで知った区外の高額寄付者が何人かいるそうです。

コンセプトは「見えない貧困を見えないまま支援する」ということです。

運営は区を含めNPO団体や配送会社など7団体で行い、コレクティブインパクトという

そうです。コレクティブインパクトとはさまざまなプレイヤーが共同して社会的課題に

取り組むためのスキームです。個別ではなくコレクティブ=集合的にインパクトをおこ

すことです。

特徴としては忙しい一人親家庭の人がラインで申し込めて、自宅に配送されるので

周囲の人にもわからず支援を受けられ、区でも配達リストは知らないそうです。

45社から品物を寄付してもらっているほか、友好都市の岡山県の津和野町とも協力

していてお米を届けてもらっているそうです。

コレクティブインパクトなど先進的な取り組みです。

国分寺市でもすぐにできるとは思いませんが、大変参考になる事例紹介でした。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿