及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

ごみ減量推進委員会審議会を傍聴しました(8/28)

2019-08-30 10:14:26 | 日記

8月28日(水)市民プール会議室で開催されたごみ減量推進委員会の審議会を傍聴

しました。

7月24日の推進委員会全体会でペットボトルの収集について有料か無料かで議論が

紛糾していたので、審議会でどういう話になっているか聞いてみようと思ったからです。

5月16日に市長から審議会にペットボトルの戸別収集の頻度と処理経費の負担につ

いて諮問があったそうです。その諮問について審議会では議論していました。

会長から答申(案)が示されていましたが、統一的な見解はまだ出せていないようでし

た。会長は来年度から戸別収集する前提ではじめは無料で集めて店頭返却が減るよ

うなら有料にしてはいかがか?その際はプラスチック全体の有料も含めて考えてはい

かがか?という考えを示されていましたが、委員の方からはさまざまな意見が出ていま

した。

推進委員55名のアンケートでは回収率60%で、無料59%、有料33%でしたが、そも

そも戸別収集に反対の意見が多かったそうです。

そもそも来年の10月から戸別収集するということが決まった中で頻度と費用について決

めるのは順番が違うかなと思いました。なぜ戸別収集するのか?41か所の拠点回収所

が一杯いっぱいで限界だからだそうです。

国分寺市のペットボトルの収集方法は店頭返却が原則です。店頭に持っていけない人の

ために市内41ヶ所で拠点収集もありましたが、ペットボトル全体の使用量が増えたためと

拠点に持っていく人が増えたために拠点回収が限界になったのです。これが無料で戸別

回収してくれるのならみんなそれが良いに決まってます。楽だから。

国分寺市のペットボトル処理量は100トン(写真・26市の比較表では去年数字85トン)

で他市に比べて圧倒的な少なさです。店頭返却が定着しているためでしょう。他市にほこ

れる数字だと思います。こうしたこれまでの努力をたんに拠点がいっぱいだからという理由

で戸別収集するのではあまりに安易な気がしています。もう一度店頭返却をよびかけて

また、ペットボトルを減らしましょうと啓発したうえでそれでも拠点が減らないなら戸別もや

むをえないと思いますが、果たしてその努力をしているのか見えてきません。

市の方針としてごみの減量はあるわけだからその基本を押さえたうえでもちろん市民の

利便性も大事ですけど、総合的に判断すべき課題だと思います。

戸別収集ありきで話が進んでいるからなんだか迷走しているような気がしています。

なかなか悩ましい問題で私自身もまだ結論が出せていません。

 

 

 


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