及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

路上喫煙禁止エリアと喫煙所について(9/3一般質問②)

2024-09-14 16:02:10 | 日記


9月3日に一般質問しました。

2、路上喫煙禁止エリアと喫煙所について

(1)国分寺駅、西国分寺駅、恋ヶ窪駅に路上喫煙禁止エリアと喫煙ポイントが各1か所ある。禁止エリアとは人の通行が特に多く、路上の喫煙が危険であると認められる地区という定義だがどのように決めたのか?

→国分寺市ポイ捨て禁止の条例及び路上喫煙の規制に関する条例の規定に基づき、国分寺駅については半径約200メートル、西国分寺駅と恋ヶ窪駅については半径約150メートルの範囲内で位置づけ、制定後市報、ホームページ、説明会で市民の意見を聞いた。併せて駅周辺の商店会や事業所、公共的機関などから意見を聞いたうえで最終的に実効性のある範囲という事で決定した。

(2)喫煙所についての市の考え方は?

→喫煙ポイントの整備については禁止地区内での喫煙ポイントの整備が必要であると考える。しかしながら市が管理する用地の中で現時点では施設警備や管理運営が適切に実施できる場所を確保することは困難な状況だ。

(3)禁止エリアがあるのは知っていたが狭くて驚いた。そもそも路上喫煙はやって良いのか?考え方としては市内全域を禁止エリアにしても良いくらいだが、もう少し広げるのはいかがか?

→禁止地区の設定については当時議会からもさまざまな意見をいただいた。現段階で禁止地区の拡大は考えていないが今後新庁舎への移転踏まえ、国分寺駅から新庁舎、西国分寺駅から新庁舎への人の流れが変わり人が多くなったことで路上喫煙者が増えた場合は禁止地区と喫煙ポイントの整備を合わせて見直し、検討を慎重に進めていく。

(4)禁止エリア外の喫煙所で困っている方から相談があって、いろいろ調べた。市の喫煙所は禁止エリア内にしか作れないことがわかり、以前あった喫煙所は煙の苦情で廃止された。考え方はいろいろある。国立駅と武蔵小金井駅は駅周辺に喫煙所はない。立川駅はなくしたらたばこのポイ捨てが増えて北口と南口にコンテナ型の喫煙所を作った。 国分寺駅北口にも以前の喫煙所にコンテナが今はある。煙が出ないタイプなのでコンテナ型の喫煙所を設置してはいかがか?

→国分寺駅北口については苦情はなく一定の効果があった。今後はコンテナ式など厚労省の留意事項に基づき整備していきたい。

(5)禁止エリアを広げないといつまでも設置場所が見つからないのではないか?

→現段階では禁止地区の拡大は考えていない。今後も慎重な検討と喫煙者に対するマナー向上を啓発していきたい。

(6)ポイ捨て条例はできてから18年たち状況も変わってきている。全面的に見直ししてほしい。たばこを吸う人は減っている。喫煙する権利は認めるが人に迷惑をかけないでほしい。新しいコンテナ式喫煙所を検討してほしい。以前小さなお子さんをお持ちのお母さんたちの話を聴いた時に国分寺駅北口は路上での歩きたばこが多くてちょうどベビーカーの位置に来るので危ないとの話もあった。そんなにかたくなにならずもう少し柔軟に考えて禁止エリアの拡大を検討していただきたい。


ごみの減量について(9/3一般質問①)

2024-09-14 09:17:17 | 日記


9月3日に一般質問しました。

1、ごみの減量について

(1)日野市が2022年度1人1日当たりのごみ排出量が人口10万人以上50万人未満の自治体で初めて全国一の少なさだったと環境省の調査で明らかになったと発表した。会派で日野市を視察した。日野市もかつては多摩地域でごみの量が多かったがごみ改革を二回行い今回の結果となったそうだ。この調査で国分寺市は何位で、また日野市との違いは何か?

→一般廃棄物処理事業実態調査で国分寺市は9位だった。量は666.7g、日野市は600.5g。違いは国分寺市は日野市と比べて集団回数の実数が多かったということ。

(2)日野市でやっていることで国分寺市がやっていないことは何か?

→ジモティースポットの実証実験や5Rの推進、生ごみリサイクルステッカーの配布。、ダンボールコンポストの普及活動など。

(3)反対に国分寺市がやっていて日野市がやっていないことは何か?

→生ごみたい肥化事業や落ち葉・下草の戸別収集、3R講座の実施、リサイクル家具販売会など。

(4)日野市がやっていて国分寺市がやっていないことでレジごみ袋がある。市内の全スーパーでレジ袋の代わりに市の指定収集ごみ袋を売っている。このレジ袋削減の取り組み
についてどう考えるか?

→目的はレジ袋を減らすこと。本市はマイバック持参を推奨していてレジ袋の発生抑制に取り組んでいるのでプラスチック製レジ袋の導入は考えていない。

(5)ごみの減量は難しい。プラごみも減らしたくてもほとんどなんでもプラスチックの包装がしてあり個人の取り組みは限界がある。最後は市民の意識だ。順位には拘らないが指標はある程度意識せざるをえない。日野市でも最後は市民の行動が大事という事だった。そこで、さらなるごみの減量に向けての本市の取り組みを伺う。

→今年度はもやせるごみに多く含まれる食品廃棄物に着目し、事業者における食品ロスの発生抑制を目的にフードシェアリングサービスを導入する。また生ごみたい肥化事業の継続とさらに新たなごみや資源物を減らす取り組みについて情報収集しつつ廃棄物減量等推進委員の協力を得ながら普及啓発活動力を注いでいきたい。