本とパンのあるくらし

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父のおともで文楽へ

2021年11月16日 | 小説
文楽と家族のことが描かれている小説、読んでみました。
面白いです。

「父のおともで文楽へ」 伊多波碧

    

主人公は11歳の娘をもつ37歳のシングルマザー佐和子。
父に誘われ文楽を観に行き、さほど興味はなかったのに、いつのまにか夢中に。

私も知らなかったのですが、文楽って心中だとか殺しだとか、話の内容がハードなんですね。
激情にかられるシーンが多く、ハラハラ!

本書、家族のことで悩み尽きない佐和子の日々が描かれています。

元教師でカタブツで身勝手な父、敬一郎のキャラクターが秀逸。
娘の佐和子を昭和な喫茶店に誘うところなど、なんかね、いいんですよ。

人生色々あるけど、前を向いて行こう~!と決意を固める佐和子さん。
小説の中の人だけど、頑張ってほしいなあ~、なんて思いました。

それにしても文楽、ちょっと私も興味わいてきましたよ。

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