本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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ツバメ日和

2013年02月24日 | 児童書
神戸の塩屋という海が見渡せる町が舞台の本を読みました。
 「ツバメ日和」   高科正信 作

     

塩屋駅前の小さな商店街、おそうざい屋さんをしている母と二人暮らしの明、そして、まんじゅう屋の息子夢吉。
小学4年生のこの二人の少年達の友情物語です。

おとなしく内向的な明と、おおらかであっけらかんとした夢吉のコンビがとってもいい。
空き地で梅の花の香りを吸い込みながら、夢吉のお店のイチゴ大福を食べたり、明のおかあさんが作ったコロッケを食べたり…。
二人で仲よくおいしいものを食べて、ただただぼんやりと過ごす。それがとても大切な時間ってところがよいなあ~。

     

この本を読んでると、夢吉のお父さんが作った黒豆大福や明のおかあさんが作った熱々のコロッケが食べたくなってきます。

ゆかいで、そして、ちょっとしみじみしたところもある素敵な物語でした。

この本のタイトルにもなってるツバメは鳥のツバメのことですが、私はツバメノートというノートを愛用してます。

   

読んだ本のおおまかなあらすじと感想などを書きとめてます。
レトロなデザインと紙質の良さ、書きやすさ、お気に入りのノートです。

コメント
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