EZ Blust感想

2020年02月09日 | Tools
サンドブラストでは、メディアの種類で研磨力に違いがあることは経験済み
それをふまえた上でEZ Blustを使った感想



EZ Blustの生命線はエアーの圧

メディアは重曹だけに硬さが弱く、研磨力は弱い
これがEZ Blustのメリットでもあり、他へのダメージの少なさ
効果の感じられる圧は0.7MPA以上でフルパワー、圧が弱いとたいして落ちずメディアだけを無駄にして
メディア噴出量もMAXが効果的

よってEZ Blustを満足に使用するには200V7馬力のコンプレッサーは必須
馬力とエアータンクの大きい物でないと連続しての使用は効果にムラとメディアのロスがありそう

ドライ打ちと、ウエット打ちが出来、どちらも有効
ドライの方が見て打てるが、粉の舞い上がりが多く、どの程度メディアが出てるかの確認の為ドライで打って
すぐにウエットに切り替え、90%はウエットでの使用
水圧は普通の家庭ので十分、さほど水量は使ってないと思う

バイク1台、1時間ちょいの使用量は10kgも使ってないと思う
作業中の床はこのように白く重曹が残るが、シャワーで簡単に流れる
ただし洗車の様に白い水が舞い、その後洗い流さないと白い粉が残る
もし自宅でするとなると都会や住宅地は、近隣への配慮は必要



使用する際はカッパを着ての作業が良いと思う、足元は長靴かサンダル
カッパとスニーカーで作業し、5分でスニーカーは中までびしょ濡れ
洗っても服にはこのように重曹が残る(洗濯すれば一切無くなるけどね)

作業中ウエットブラストだが、さほど寒くはない
むしろ見えにくくゴム手袋のついたBOXなサンドブラスト作業より姿勢が選べ非常に快適


これが(油分等事前に一切洗浄無し)


こうなるまでに3分とかかってない
進行してしまってる錆には効果が弱いが、金属の地肌を削る量はかなり少ない
真鍮などは輝きを戻せそうだ



窪んだブラシの届かぬところもこの通り
その代わり、箇所に対して垂直にノズルを当てる必要があり、当然水が真向かいに戻ってきます
なので眼鏡かゴーグルがオススメ、口に入りますが淡い塩味で、傷口があると若干しみます



このような込み入った部分にも最適
部品を外さぬまま綺麗になるのはどのブラストより良く、ホイールの洗浄にも良いかも

当たって欲しくない場所には養生テープで十分
かるく当たる程度では何も影響はなく、簡易に片手板などで防いでも十分なほど

白く残ったのは重曹で、作業後は水でしっかり流す必要があり、流れてないとこうなりますが
後からでも簡単に落とせますし、残ってもほぼ影響はないでしょう


<結論>
元を生かす洗浄用ブラストとしては最高
個人で買うにも6万ならば頑張れ、大きさも軽自動車のトランクにでも乗るぐらい
作業後の片付けも簡単、ウエットゆえ飛散も少ない

問題はコンプレッサー(動力)
これを安定して動かすには200Vの7馬力程度のが必須
少なくともうちのでは、3分と使えず圧が戻るまで待ちぼうけ・・・話にならない

メディアの再利用が出来ない
専用のマジックパウダーは10kg4860円、メーカー発表1分間の平均的な使用量の目安は約330g
他のWEBで安く買える普通の重曹での使用は安いようで無駄との事(粒子サイズが小さすぎる)、他のブラストよりコストがかかる



僕はEZブラストを先輩に借り、大型コンプレッサーと場所を後輩に借りるとゆう
100%頼りっぱなしとゆう恵まれた環境でのこの結果に満足しないわけがない

マジックパウダー10kg4860円もこれだけの効果と手作業の苦労を知ってるので気にならない

結論、大型コンプレッサーが無い人にはお勧めできない!

で僕個人の結論は、今後もお二人に頼りたい!!



キャブレターもバイクも素晴らしく綺麗になりました♪



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