狂人の頭の中

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一足遅れの『田中角栄ブーム』

2016-07-23 22:07:03 | 狂人の頭の中


書店では平積みになっている「田中角栄関連本」が盛況だ。

亡くなったのは1993年の暮れである。

小学校卒で土建会社社長になった後、

総選挙に数度参戦したが落選、その後当選してからは階段をとんとん拍子で入閣、

「いま太閤」と呼ばれ、

そして、念願の総理となるが「ロッキード事件」で被告となり、

裁判闘争に移ってしまうが、

没後23年であるが1985年に 脳梗塞で倒れた後も自民党で衆院選で

本人不在の中、選挙に挑みトップ当選を果たす。

が、竹下氏を中心とした部下が、田中派を離脱、

その後は政界再編で云々・・・

田中角栄という人物の魅力の一つは弁舌の巧さだ。

聞いた人間の耳を離さない、あのだみ声がなんとも言えない調味料になっている。

そして、実行能力とその知識。

その知識と実行力は『コンピュータ-付きブルドーザー』の別名があるほどであった。

政治家の金銭問題について、あまりにもシビアであると、

「小さい政治家」しか生まれなくなる。

私の持論は外部からの資金がダメなら、

『政治家の給与年間一億円』である。

これだけ潤沢に資金を国から貰って、さらにお金について違反があれば、

もう、即刻「豚箱行き」です。

田中角栄から政治は止まった・・・。




付け足し・・・

今の「リニア整備」、「東京都の渋滞緩和の道路整備」、「全国に新幹線整備事業」

これは田中角栄の頭の中にあったことである。

当時、マスコミは「コンクリートの臭いしかしない」などと揶揄したが、

今の政治家は田中角栄のプランから1mmも出ていない。

ただ、角榮氏が見誤ったことは、冷戦下『日中国交正常化』をすることによって

アメリカの逆鱗に触れたことだろう。

私の見るところ、角榮氏は『踏んではならぬ、「踏み絵」』をしてしまったのだろう。

角榮氏はなにを考えたのか?

「脱アメリカ」が、角榮氏の望みだったのではないか?と思っている。

しかし、真実は闇の中・・・









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