続き

少しインパクトが強いですが。

「お若い方よ　おききなさい」

４．手術のあと　しばらくして
　　先生が私に　いうのです　
　　右腕のくすり指が
　　かゆくてたまらない
　　ちょっと　みてくれないか
　　肩から先は何もないはずなの右腕なのに

５．ほうたいを　ほどき
　　油紙をはいで　のぞいてみると
　　白い糸のような神経の先に
　　うじ虫がはっているのです
　　ピンセットで　そのうじ虫をつまみ出すと
　　先生はうめくのでした

６．先生が死んでゆく時
　　私にこういったのです
　　決して後に　つづくなよ
　　はやく平和になるよう頑張れよ
　　息のたえた先生に
　　私は約束しました　きっと頑張ると

７．それから２８年　ふたたび
　　戦争への道を進もうとする
　　悪い奴らが　のさばってきた
　　憲法を改悪して　徴兵制をしき
　　戦争でもうけようとする奴らが

　今日も暑くなりそうですね。
一昨日は、海やんと具合の悪いのが一心同体でしたね。
一心同体で思い出しましたが「マドソン郡の橋」でも
そんな台詞があったみたい。