OKESAN 公的年金保険情報

公的年金および健康保険の社会保険関係の最新情報をお届けします。

国民年金や国保保険料の未納防止へ市町村と連携・社保庁

2005-07-17 16:19:18 | Weblog
○社会保険庁と市町村は連携して、国民年金や国民健康保険の保険料を納めやすくする。
 未納に歯止めをかけるために、国民年金では社保庁が収納業務を今年度内に市町村に委託し、加入者が市町村の窓口で国保の保険料と一括して納付できるようにする。国民年金や国保の保険料をクレジットカードで納付できるように検討を進める。退職などで政府管掌健康保険を脱退して国保に移る人の情報を市町村に伝え、国保保険料の徴収漏れを防ぐ。

 国民年金は2004年度の未納率が36.4%。
 国保の保険料未納率は03年度に9.8%に上昇、未納額は年間3000億円を突破している。

<解説>
 連休の日曜日なので、書くことがないから今日はブログお休みにしようと思ったらこんな記事。

 以前は、国民年金の保険料は「市区町村が収納を代行していた」のを「4年ほど前に社会保険庁に戻した」のですが、また「市区町村にやらせる」に戻のですかね?
 市区町村にやらせるのはいいんだけど、最初から「国保と国年、場合によっては住民税なんかの税金も」一括して納付させるのがもっとも効率的なことはわかっていたのに何を迷っているのやら。行ったり来たり。

 役所はコスト意識なし と思われても仕方ないですよねえ。
 一旦市区町村から社会保険庁へまた市区町村へ。 普通の会社なら、「システム改変だけで大赤字」ですよ。責任者は責任取らされる。

 でも厚生労働省や社会保険庁には、こういう無駄な迷走が民間企業では「ペナルティの対象」になることすらご存知ないのかもしれない。