土地家屋調査士・行政書士 松本英明のブログ

熊本市南区の土地家屋調査士・行政書士である松本英明が、仕事や趣味、日頃感じていること等を気ままに綴っています。

東日本大震災から2年を迎えるにあたって思うこと

2013年03月10日 11時52分53秒 | 時事関係
明日で、東日本大震災から2年になります。
2年を迎えるここ数日間こそ震災に関する報道も多少多くなりましたが、最近の報道は、円安株高によって日本の経済はどうなるとか、ロンドン五輪代表選手を使った東京五輪招致活動の様子などが中心で、まるで震災や原発事故はなかったかのような今の報道に、大変な違和感を覚えます。
復興予算の横流しや、霞が関のさまざまな規制により、復興は遅々として進んでおらず、現在も多くの被災者が仮設住宅での生活を余儀なくされています。
また、福島第一原発では、震災で損傷した施設からは依然として放射性物質が放出されており、現場では今も多くの方が、過酷な作業を強いられています。
以前、収束宣言を出された政治家の方がいらっしゃいましたが、とても収束とは程遠い状態で、周辺でやや大きめの地震が起こるたびに、損傷が激しい施設は大丈夫かと心配になります。

一部のマスコミを除き、こういったことに焦点を当てて報道しているのを、私はほとんど見たことがありません。
経済の問題や、五輪招致のことももちろん大事ですが、震災・原発に関することにももっと時間を割いて報道するべきではないかと思います。

そして、震災から2年を迎える今、被災地のこと、被災者のこと、原発のことを、被災していない私たちも、もう一度きちんと考えてみる必要があるのではないでしょうか?

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