土地家屋調査士・行政書士 松本英明のブログ

熊本市南区の土地家屋調査士・行政書士である松本英明が、仕事や趣味、日頃感じていること等を気ままに綴っています。

座標原点記念碑清掃

2012年10月14日 15時49分55秒 | 調査士
本題に入る前に、タイトルの意味を分かっていただけるように、ちょっとだけ専門的な話をしたいと思います。
皆さんが所有されている土地には、当然のことながらお隣にも他の人の土地があります。
お隣との間には土地の境界線があり、測量をするときには境界となるポイントに境界杭を設置しますが、せっかく費用を払って杭を設置したとしても、道路工事などの様々な理由でその杭がなくなることがあります。
当然その際は、元々杭があった位置に再度杭を復元する必要がありますが、その際に重要な意味を持つのが「座標」です。
座標とは、その場所を数値で表したもので、なくなった境界杭もその座標があることで復元することができます。

前置きが長くなりましたが、その座標の原点というのが、熊本県阿蘇市の菊池阿蘇スカイラインから約50m入ったところにあり、私の所属する熊本県土地家屋調査士会が、平成12年に、土地家屋調査士制度50周年記念事業として、その原点に記念碑を設置しました。
そして、記念碑やその周辺を年1回清掃するというのが、座標原点記念碑清掃です。
幸いにも好天に恵まれ、県内各地から土地家屋調査士の諸先輩方やそのご家族など数十名が参加し、周辺の刈払や記念碑磨きなどに精を出しました。
以下に、看板と記念碑の写真を掲載しましたので、参考までにご覧下さい。
ちなみに、記念碑のある場所には普段入れないようにしてありますので、あらかじめご了承願います。



菊池阿蘇スカイライン沿いに設置してある看板です。小さくてあまり目立たないので、なかなか気づかないかもしれません。

 

座標原点記念碑です。九州をかたどった真ん中のやや盛り上がったところが座標原点となります。


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