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OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

SXFとOCF検定

2006年04月28日 | OCF検定認証

日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会が行っている「CAD利用技術者試験」の実技試験では、CADをインストールしたノートパソコンを持ち込むというのがありますが、試験に利用できるCADは次の条件を満足していなければいけません。

1級試験の受験対象CAD判定サービスによると、基本条件として、
1.画層(レイヤ)機能を有すること。
2.DXFの入出力を有すること。建築の場合、SXF(.sfcのみ)でも可能。
3.上記データ互換においてテキスト出力機能を有すること。

さらに、『上記3つの基本条件を満たしたうえで、さらに「受験対象CAD判定サービス」で判定されたものとします。』となっており、SXFについては、OCF検定取得を原則とするとなっています。

さらに受験要綱を読み進めると、OCF検定の認証を得たCADは無条件にこの試験に利用できるとなっています。
SXFといいOCF検定といい、着実に世の中に認知されてきていると感じました。


今月の認証ソフトウェア

2006年02月06日 | OCF検定認証

OCF検定の結果、本日、次の9ソフトが認証されました。

 SXFVer.2
  1.CAD アイサンテクノロジー  CVL-ManagerM@TE 施行管理 3
  2.CAD ニコン・トリンブル  TOWISE CAD 1.1
  3.CAD ダイキン工業  FILDER 3.5
  4.自動製図 フォーラムエイト  UC-1設計シリーズ -

 SXFVer.3
  1.ビューア フォーラムエイト CAD朱書きツール 2.0
  2.CAD 福井コンピュータ EX-TREND Win 6
  3.CAD 福井コンピュータ EX-TREND 武蔵 土木CAD 2
  4.ビューア 川田テクノシステム V-nas Viewer(朱書き付き) 5.0
  5.CAD イー・エム・エスソリューションズ CI-CAD2 5.5


OCF検定

2006年01月13日 | OCF検定認証

昨日、今日の二日間に渡って、第108回目のOCF検定が実施されています。
昨日は、Ver2の検定でCADのカテゴリーで6ソフト、ビューアのカテゴリーで2ソフトになっています。本日のVer3検定(属性情報)は、CADのカテゴリーで4ソフト、ビューアのカテゴリーで2ソフトです。

これらの検定受験ソフトウェアに対して、検定を統括するチーフ検定員、個別の受験ソフトウェアを検査する複数の検定員、そして出力検査を行う出力検定員と多くのOCF会員が参加して行われています。
OCF検定の検定員には、誰でもなれるわけではなく、相当の技術力と公平な倫理観をもっている人しかなれません。

さてさて、出力検定の結果がでるのには数日かかるので、このうちの幾つのソフトウェアが検定合格したかは、この場では分かりません。


今月の認証ソフトウェア

2006年01月10日 | OCF検定認証

OCF検定の結果、1月5日に次の3ソフトが認証されました。

SXFVer.2
  1.電子納品総合研究所 電納CAD 2.5
  2.マイゾックス TeamGEO2 5.0
 SXFVer.3
  1.フォーラムエイト UC-Draw Ver.4 4.1

認証ソフトウェア一覧は、 http://www.ocf.or.jp/kentei/soft_ichiran.shtml です。

また、検定の有効期間を過ぎた2ソフトについて削除されました。
http://www.ocf.or.jp/kentei/soft_ichiran.shtml#C6


今月の認証ソフトウェア

2005年12月12日 | OCF検定認証
OCF検定の結果、12月9日に次の8ソフトが認証されました。

 SXFVer.2
  1.建築ピボット DRA-CAD7 シリーズ 
  2.フォトロン  図脳RAPID14PRO 14
  3.建築ピボット DRA-CAD6 シリーズ 
  4.電子納品総合研究所 電納CAD 2.0
  5.アンドール  DRAFTZONE 2.5
  6.ダイナウェアソリューションズ 図面管理システム by DynaCAD土木 3

 SXFVer.3
  1.ビッグバン BV CAD シリーズ 5.5
  2.川田テクノシステム V-nas シリーズ 9

認証のソフトウェア一覧は次のURLからご覧いただけます。
http://www.ocf.or.jp/kentei/soft_ichiran.shtml




OCF検定合格ロゴ

2005年11月10日 | OCF検定認証
「OCF検定合格ロゴ使用に関する表記の上の注意について 」と題して、OCF会員向けに検定ロゴの使用上の注意事項などがホームページに掲載されました。
 これは、現在、ロゴの使用に関しては会員会社間でバラツキがあり、一部誤解を招くとの ご指摘を受けました。
会員会社の皆様におかれましては、今後作成する印刷物や WEBコンテンツにおいて、「OCF検定合格ロゴ使用に関する表記の上の注意について」を遵守する ようお願い申し上げます。(2005/11/09)
となっています。
どのような点を注意するかは、次のURLを参照してください(PDFファイル200kb)

http://www.ocf.or.jp/action/pdf/ocf_logo_use.pdf




今月の認証ソフトウェア

2005年11月09日 | OCF検定認証
次の3ソフトが認証されました。

 SXFVer.2
  1.コスモエレクトロニクス Cosmo IntelliCAD.SXF 6
  2.ビッグバン BV FILE/Viewer 5.5

 SXFVer.3
  1.福井コンピュータ BLUETREND V 3

また、検定の有効期間を過ぎた2ソフトについて削除しました。

OCF検定(臨時)の結果、認証取消しソフトの修正版「福井コンピュータ TRENDff 2.7」が認証されました。


OCF検定の認証取り消しについて

2005年10月28日 | OCF検定認証
OCF検定の認証を得ていた二つのCADソフトウェアが認証を取り消されました。
これは、SXF Ver2のラスタデータ交換仕様では、【データはTIFF G4】【色数はモノクロ】【1つのラスタデータのみ】となっているのに対して、この二つのCADソフトウェアはチェックボックスによって、【JEPG・カラー・複数】が扱えるようになるというものです。まさに、OCF検定の想定外のことでした。
このようなデータが市場に流通してしまったら、本来あるべき姿であるデータ交換標準の意義が崩れてしまいます。よって、OCFとしては、この二つのCADソフトウェアに対して検定監査委員会の承認の元、取り消しとさせていただきました。

この件に関する詳細は、OCFのホームページにありますが、この二つのCADソフトウェアを利用しているユーザーはくれぐれも【SXFの仕様に準拠】するという手法でCADデータの保存を行ってください。

OCFはCADベンダーの互助会ではありません、是々非々で臨みます。
標準的なデータ交換の普及を第一義として会員一同切磋琢磨していきますので、ご迷惑をおかけしたユーザーには申し訳ありませんが今後も宜しくお願い致します。


新SXFセルフチェック仕様

2005年10月26日 | OCF検定認証
「新SXFセルフチェック仕様」が公開されたと、10月17日にこのブログでお知らせしましたが、次のCADベンダー2社が早速セルフチェックを行い公開しました。

(株)OSK EXPERT-CAD(Ver.8.06c)
(株)シビルソフト開発 Rapidシリーズ

http://cals.dokokyo.com/sec_studywg/wg05/sxf_hp_a/CAD/index.htm



共通ライブラリ実装予定ソフトウェア

2005年10月12日 | OCF検定認証
SXF共通ライブラリ実装同意書をソフトウェア開発の各会社からJACICに提出されたものが、「sfc/p21共通ライブラリ実装予定ソフトウェア一覧」(2005.6.7現在)としてWeb上に公開されています。

http://219.101.197.182/cad/user/sxfvendor.htm

そのソフトウェアの数は、なんと334(180社)にもなります。何年も前から実装予定とうたいながら一向にその気配の無いソフトウェアも多々ありますし、実装したとしてもOCF検定を受検していないソフトウェアも多く見受けられるようです。

確実なデータ交換、電子納品を行っていくためには、共通ライブラリを実装する際の仕様の読み違いや解釈を自身の都合でおこなってはいけません。それこそ時代が一昔前に戻ってしまいます、そういう意味で是非ともOCF検定の認証を受けていただきたいと思っています。



101回目のOCF検定

2005年10月06日 | OCF検定認証
今日・明日と二日間かけて、101回目のOCF検定が実施されます。
今回の検定場所は構造計画研究所で、本日がSXF Ver.2の検定、明日がVer.3検定になります。

 OCF検定は、市販CADソフトウェアのSXF仕様への準拠性を検定し、ユーザーに判断材料を提供するものとして、2001年9月にSFCを2002年9月にP21の検定を開始しました。
そして今日が101回目になりました、この間には多くのCADが検定認証を得ようと何回も落ちながら精度を高め、やがて認証を得ることができ、それとともに社会的な地位も高まり、今では電子納品する際にはOCF検定の認証を受けたCADから出力されたSXFデータが望ましいと言われるまでになりました。

現在、認証されているソフトウェアは検定カテゴリー別に次のようになります。
CAD 58 (シリーズ認証を含む)
ビューア 11
自動製図 1
コンバータ 1

詳しくは、OCFのホームページの中の「OCF検定」をご覧下さい。