房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

日々の出来事を更新しています

糠の為の米作り

2011-06-28 | 手作り
『セグロのクサレ anchovy』作りに重要な、無農薬使用のヌカ。

『タルマーリー』さんのご好意で分けて頂いていたんですが、外房から引っ越しされたので、もう手に入りません。

そこで上質なヌカを入手するべく向かったのは、



同じ町内のカリスマ自然農実践者『R工房』さん。

私「すいませ~ん、ヌカくださいな。」

R工房さん「ヌカ?内は米3分つきで食べるから、殆んどヌカが出ないんだよ。悪いね~。鶏の餌のヌカは、その辺の農家に貰うから無農薬じゃないし・・・。」

私「そうでしたか・・・残念。」

R工房さん「あ!田んぼ余ってるし、苗も有るから、自分で作れば?」

私「!!?それも有りですかね?ヌカを採る為に!?^^」

R工房さん「確かに切っ掛けは変わってるけど大丈夫。自分は良いワラを採る為に、米作り始めたからさ。」

私「なるほどー。是非やらせて下さい!」


と言うことで・・・

突如始まった米(ヌカ?)作り2011。



R工房さんの田んぼ。

黒米、もち米など、自然農法で作られています。

田んぼ横の水路。



この場所より高い位置に民家は無い所なので、水が綺麗!

夜は蛍が乱舞してるとか。

美味しいお米が出来そう~^^



自然豊かな場所なので、動物が沢山居る気配も。

狸とサギの足跡かな?

今回私がチャレンジするのは【不耕起栽培】による米作りです。



土の表面の雑草を軽く削り取り、そこに苗を植えるだけ。

耕したり水も張らず、作業は草取りだけ。

ちょっとずぼらにも聞こえますが、「環境に優しく継続可能な農業 」とも言われ、植物と土本来の強さを引き出す農法です。



分けて頂く『コシヒカリ』の苗。

これを丈夫そうなものだけ選別して、3本づつ手植えしていきます。



毎日空いた時間に少しづつ植えて行こう!



植え終わったら翌日植える予定の苗を持ち帰り、選別の宿題。

高校生の時、田植えから収穫まで教わったけど、あれから26年ぶりの米作りやわ~。

がんばろ。^^


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千葉フェア@いまでや

2011-06-24 | アンチョビ
もう明日(25日10:00~)ですが、いまでやさんで行われる【千葉フェア】に、お手伝いで行きます。



私の作る『セグロのクサレ』を販売頂いています。

同じいすみ市の『フロマージュ駒形さん』、『木戸泉さん』、東金市の『あいよ農場さん』らが参加されるようです。

チラシの私の肩書き「千葉県山武郡片貝、鰯に魅せられ脱サラしたという稀有な経験の持ち主」・・・ちょっと?住んでる所?やサラリーマン経験??ですが、まー雰囲気と言うことで。^^

お近くの方は是非いらしてください。

いまでや
千葉市中央区仁戸名町714-4
043-264-1439

今週末は太東漁港入り口のプレジャーガーデンさんの閉店セールもあります。

PAGE・CAFEさんも出店されるとか。

掘り出し物を探しに日曜日伺おう!




今朝の海。



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汚染された疑いの有る食材から、放射能物質の摂取量を減らす試み

2011-06-22 | 雑記
ネットサーフィンして見ると、様々な個人、団体が、食材からの放射能物質除去方法を述べています。

しかし、圧倒的に科学的根拠の無いもの、果ては健康食品の販売目的?宗教勧誘?のものまで多数存在していると思われます。

私は学者でも医者でもありませんが、学生レベルの科学的根拠から予想できる、放射性物質除去方法を二つ上げたいと思います。

実際、放射能値を測定した訳ではないので、あくまで私的予想ではありますが・・・

以前大量に検出された、甲状腺癌を引き起こすと言われる【放射性ヨウ素131】(半減期間8日)は、検出されることも少なくなりました。

反面、今も怖い放射能物質は、なお大量に検出され続ける【セシウム137】(半減期間30年)ではないでしょうか?

よって今回は、【セシウム】に限定した放出方法です。

セシウムとは?

原子番号55番のアルカリ金属で、融点は28度、自然界では、ほぼ液状(水銀のような)で存在。

水との反応性に非常に富み、大量に存在すると発火!水素爆発も起こします。

イオン化傾向が極めて高い。(リチウムに次2番目)

以上の性質から予想出来ることは、『水に溶けやすく、イオンの状態で存在することが多い。』

この水溶性、イオン化の性質を利用して、放射性セシウムがデトックス(ある程度)出来ると思われます。

食材(野菜、肉、魚、なんでも)内部に放射性セシウムが取り込まれているとしたら?

性質から言って、水に溶けて存在(体液で)しているはずです。

そのセシウム混じりの体液を排出するには?

水に溶けた状態のまま、外に出してあげれば良いのでは!?

具体的な方法としては、

【塩蔵】

野菜、魚、肉などに一度全体に塩をまぶして、他の水溶性物質(ナトリウム、カリウムなど)ごとセシウムを食材から出てくる水と一緒に、外に放出させます。(その時食材から出る塩水は必ず捨てること)
食べる時は、更に水で塩抜き後調理すればなお良し、お漬物などはそのまま漬け込む。

【ボイル・茹で】

食材を茹でます。これまた他の水溶性物質と一緒にセシウムは汁に流出するはずです。(茹で汁は必ず捨てること)

※干物、乾物など、塩(他の物質)も抜けないような方法では、セシウム排出は期待出来ません。

※高濃度の放射能セシウム汚染食品には、適応し切れないと思います。

どの程度のデットックスになるかは、測定しないと分かりませんが、効果は有るのではないでしょうか!?

あ!どちらの方法にしろ、一緒に旨み成分もある程度は抜けてしまいますので、調理の腕で補完が必要です。




【補足】もちろん学者レベルでは、じっくり検証した後にしか発表しないと思いますが、今日現在放射能を不安に思う人が多く、それに付け込んだマヤカシまがいの情報を多数目にしたので、最低限の科学的根拠を元に予想してみました。








サクランボでワイン作り

2011-06-21 | 手作り
公園の木や街路樹としてよく見かけ、ソメイヨシノと同じ様に4月頃綺麗な花が咲く『西洋実桜・せいようみざくら』



6月にはこんなに沢山のサクランボの実がなります。



黒っぽいのが熟した甘い果実、赤い実は未熟な酸っぱいもの。

皮に少々苦味があるせいか?余り食べようと興味を示す人はいません。



野鳥が食べる以外は全て地面に落ちて、もの凄い数の『ショウジョウバエ』が集まっています。

ショウジョウバエは英語で(fruit fly, wine fly)と呼ばれている位、腐った果物や、発酵中のアルコール類に寄って来ます。

ひょっとしてこの異常な集まり方は?

もしや!?の可能性に集めてみました。



あー暗いところで撮影したら、ピンボケでカッコいい写真が撮れた。^^

改めて撮影し直し。



まるで黒い宝石か丹波の黒豆。

この完熟サクランボの実を手で押しつぶします。



全ての実が潰れ、果汁がたっぷり出て来た所で蓋をして、しばし放置。

・・・そして数時間後。



ビンゴ!!!想像通りや。^^

シュワシュワ泡を吹きながらアルコール発酵がスタートしています。

「もしやの可能性」とは、ハエの異常な集まり→地面に落ちたサクランボは既にアルコール発酵している?→サクランボの実自体に天然の酵母が相当量含まれている?→皮と種ごと果汁にすれば常温で即自然発酵ok?

と想像しました。^^

2カ月後位には天然の『サクランボワイン』が完成するかな!?

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鰯が豊漁

2011-06-16 | 漁師
梅雨の曇天。



毎年この時期が一番の稼ぎ時らしく、雨天でも出漁です。



お目当ては、夏が旬の中羽(ちゅうば・中サイズの真鰯の通称)です。



サイズ比較、上が中羽(17cm)、下が背黒(カタクチイワシ13cm)



同じ網の中でも習性により、中羽と背黒の集まる場所が違うんですよ。

それでなくても魚価が安い今日、大漁の時は船首方向(オモテ)に寄ってる背黒(今安い)を、網から逃がしちゃいます。

写真で分かるかな?網に入った群れが再び海にgo→



ご褒美はそれでも残る背黒鰯と、



マサバです。

「夏のマサバは脂が無くて旨くないっぺ」と、先輩は言うけれど・・・

いやいやどうして??

あっさり目のシメサバも、初夏らしくて良いですわ。^^

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