房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

日々の出来事を更新しています

梅干の天日干し

2012-07-21 | 手作り
梅を漬けて1ヶ月が経ちました。



自作のカメに漬けた為、防水が甘いのか?

カメの表面には浮き出た塩がギッシリ!




カメ自体が白いので写真では分かりにくいですね。

しかしこれも景色として眺めると、作った本人は手作り冥利に尽きるなー。

(^ー^)

梅雨明けと同時に土用干しで3日間天日に干すんですが、

そもそも「梅雨明け宣言」なるものは、例年明けてから発表される後出しジャンケン方式。

野生の感で宣言前でも天日干し決行します!



一日目。



まだ青っぽいのもあるな。



しかしこれが3日間の間にだんだんと美味しい梅干カラーに変化するんです。



一緒に漬けてた赤紫蘇も干し。



残った梅酢。

2L位ですかね?

でも1日目2日目は干した梅をもう一度梅酢の中に戻すので、最終的には1L位になるかな?



2日目。

この日も快晴。



前日獲ったイシモチや小魚も一緒に干して干物に。

3日目はちょっと雲多めなのでお休み。

快晴の日に完成させます。

今年も美味しい梅干出来そうや。^^










梅酵素ジュースとドライアジサイ

2012-07-03 | 手作り
シーズン終了間近!の、黄や赤に熟した梅。



大量に入手しました。

これで『梅酵素ジュース』なるものを作ってみよう!

梅シロップは何度も作ったことはあるけれども・・・



まずよく洗った梅を小皿の裏側で押したりして潰します。

この梅と同重量の砂糖を清潔なビンに交互に入れ、



後は毎日かき混ぜる?

ネット検索で調べてみると、

「手でかき回すことによって手についた菌が有効に働き酵素ジュースとなる」みたいなことが書かれた記事が沢山ありました・・・。

手に付いた菌????

私の知識では、手に付いてる菌の種類は所謂「雑菌」。

到底素人に特定できるものでなく、中には黒カビを生えさせる菌も存在していると思います。

これは雑菌が作用するのでなく、梅を潰すことによって梅の果汁や種周りに存在する酵母?酵素?が砂糖の糖分を分解し醗酵を促すんじゃないかな?

ワイン造りの時のブドウで言えば、皮の部分に酵母が多くあるのと同じような感じ!?

本格的な実験設備がある訳じゃないので、実際作って検証するしかありません。

と言う訳で、手では掻き回さずビンを毎日振るだけにします。



三本完成。

振ってみると、すでに「ジュワーッ」といい音!

2週間ほど振り回す予定です。^^

この夏は、出来た梅酵素ジュースをよく冷やした炭酸水で割って飲もう!



こちらは壺に生ける為の『ドライ・アジサイ』製作中。







漬ける季節

2012-06-14 | 手作り
毎年恒例の梅干し作り。



今年は梅の生育が遅いので、例年より10日ほど遅れて漬け込みました。

とうとう念願の自作『梅干カメ』で!^^



上に乗ってるペットボトルは重石です。

2日でほどなく、



出てきた!梅酢。

この梅酢が塩と重石で自然に上がり、梅をすっかり覆ってしまえば一安心。

酢の殺菌効果で、カビの発生リスク(失敗)はほぼありません。

このまま一ヶ月半放置。



こちらはラッキョ。

根っこを切って、泥をよく水洗いして綺麗にする。

細かいので、ここまでに処理するのが大変です。

塩を適当にまぶして重石を乗っけ、ある程度の水分抜いてから

甘酢に漬け込みます。

一週間もすれば食べ頃。



梅干もラッキョも容器の注意点があって、金属の蓋は×バツ。

酢の酸と塩分で蓋が錆びて、味まで悪くなります。

出来るだけガラスか陶製の物を。(プラスチックは△)



気温が上がってきて糠漬けも絶好調!

でも好調過ぎて、うっかり時間を忘れ糠に野菜を丸一日なんて放置してしまうと、塩漬けみたいに塩っぱくなって食べれません。

野菜にもよるけど夏は数時間の漬け時間かな!?








伽羅蕗

2012-05-16 | 手作り
子供の時から大好きなお惣菜である【伽羅蕗・キャラブキ】

例年は3月になったら直ぐ作るんですが、今年はフキノトウから土筆、タケノコ、

全て遅れ気味に顔を出してきたので、作るタイミングを失っていました。

5月に入って、



蕗、大きくなってきたな~



これ以上収穫が遅れると水管の筋が硬くなって、筋剥きしないと食べれなくなり手間が掛かります。

よし!今作ろう。



収穫したら水洗いして、食べやすい大きさにざく切り。

お湯でさっと煮てアクを取った後、醤油、酒、みりん、砂糖等で味付け。

あ、残り少なくなった昨年取った山椒の実も入れました。



完成!

美味美味。^^

やっぱり最高のごはんの友や。




50年物の梅干と緑の瓦

2012-02-06 | 手作り
正月に帰省した折、母から土産を貰いました。

尼崎の実家では、急な来客など出前にお寿司を頼む時は、決まって近所の『島津』から取っていました。

いつも出前に来てくれるお兄さんの顔が、青白いお雛様みたいだった事をよく覚えています。

最近はチェーンの出前寿司が増えたせいなのか、島津さんも10数年前に廃業されたようで、家でも出前寿司を取らなくなりました。

そんな島津さんの元女将さんが、旧店舗の隅を片付けていたら出てきたという物が・・・



漬けてから少なくとも50年は経っている、『梅干』だそうです。

「ちょっと普通の人にあげても無駄になりそうなので。」と名誉な?^^ご指名で、私が頂きました。



しわっしわ!!

ちょっと直食べや料理には勿体無いかな?

と来ると、やっぱり酒!?



甲類の焼酎にポトリポトリと落として。

1ヶ月後くらいから飲みごろかな?

さて50年の物のお味はいかに??^^



先日袖ヶ浦市まで車検を受けがてらの道中発見した、



緑の瓦屋根!

運転中にパチリ良い子は真似しないように。^^

昭和40年代に流行した青い瓦は全国的によく見るんやけど・・・

緑って珍しくない!??

この40年くらい経った青や緑の瓦を使って、新しい家を建てたり、リノベーションしたりしても美しい屋根になるやろな~

青と緑のモザイク屋根とかいいと思う!