房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

日々の出来事を更新しています

夢の食卓

2013-08-30 | 雑記
先日4日間に渡りTVの取材を受けました。



壺や、



いすみ市周辺の自然や、



近所の仲間達、食事風景、セグロのクサレ、などなど登場します。^^

30分間の番組で、8月31日に放送予定です。

BSフジ 夢の食卓

第125回「海辺に暮らす父と娘の食卓」
2013年8月31日(土)22:30~23:00
2013年9月7日(土)9:30 ~10:00

↓以下番組HPから

千葉県いすみ市。舞台は九十九里浜の南、自然豊かな町。
 「ここでは住民同士で食卓を囲んできたんです。」
 そう教えてくれたのは、浜名一憲さん(43歳)。九十九里の名産であるイワシを使ってアンチョビの製造・販売を行いながら、作陶をする日々を送っている。浜名さんがこの地に越してきたのは今から15年前、東京で営んでいたお店を閉じて、現在は、眼下に太平洋を望む高台の一軒家に10歳の娘と二人で暮らしている。
 浜名さん親子の1日は、早朝の堤防で投網漁をすることから始まる。時には70㎝のスズキを捕ることもあるほどの腕前でその日の朝食を調達。時間をかけて料理をし、海を眺めながら二人で朝ごはんをゆっくり頂く。朝食後、いつもなら小学校まで娘を送って行くのだが、この日は夏休み。二人で散歩に出かけた。海沿いのトンネルを抜けて、蓮の花畑や木陰の散歩道を、季節の草花の話をしながら歩く。
 そして、この親子にはもう一つ楽しみにしていることがある。仲良しのご近所さん達と囲む食卓会だ。毎週のように招き合っているという食事会が、この日は浜名さんの家で開かれた。やってきたのはロボット発明家の石井さん一家やお隣さんの羽山さん、陶芸仲間の小前さん。彼らも移住者だ。ことあるごとに食卓を囲んできたという。
 海の幸と山の幸にも恵まれた小さなまちで“父と娘が大切にする食卓の時間”をお届けする。








お宝

2013-03-12 | 雑記
私が小学校に上がると同時に夢中になったのもの、それは藤子不二雄作品。

幼稚園の時から当時大人気のウルトラマン、ゴレンジャー、仮面ライダー、等ヒーローものには全く興味がなく・・・。

なぜなら、それらの主人公は常にイケメンでかっこよく、正義感に溢れ、敵である怪獣や異星人はブサイクで極悪。

そして最後には必ず正義が勝って悪が負ける、と言う明快ストーリーに違和感持ってたんですよね。

一方で藤子不二雄の作品は、まず主人公がごく平凡もしくはダメダメ人間で、敵や周りの方がたいがい強くて、人生も中々うまく行かない。(ことが多い)

未来や想像の世界の話が多いんやけど、幼いながら何か自然ですんなり腑に落ちたんやと思います。

そうして片っ端から作品を読みあさり、読んだら先生に感想を書いて送る小学生でした。

感想を送ると、それに対する返事はないんやけど、年賀状や暑中見舞いが来るんです。

それが嬉しくて嬉しくて。^^

しかしその大部分は、本と一緒に親に処分されてしまいました。

価値観が違うって恐ろしいな・・・。

あの本達でも残っていれば、今どれほど価値があったか。(--;)

↓一部辛うじて残っていたハガキです。



残念なことに、何故か破れてる。

当時姉と喧嘩した時にでも、腹いせに破られたかな?^^



この時まだトキワ荘は残っていたけれど、藤子不二雄先生達はもう住んでいませんでした。



消印は新宿になってますね。

当時小学生の私は、トキワ荘の解体に大反対やったけど、

あれ、今残ってたとしたら東京の大いなる遺産やったのにね!?

それこそ一大観光名所・・・。

価値を見いだせない大人達が、全部壊してしまって、もう後の祭り。

まー、形あるものは何時か壊れる。

とも言うけれど。^^










夜の大原はだか祭り

2012-09-25 | 雑記
地元の名士にお誘い頂き、夜の「大原はだか祭り」に行ってきました。



その名の通り、街中彼方此方に上半身裸の男衆が。



コンコンチキチキ、お囃子も祭りを盛り上げます。

これは珍しい女子だけによるお囃子隊。

私も初めて知ったんですが、大原の神輿は「担ぐ」のではなく「提げる」

この時だけは神様と同じ目線で祝うという意味だそうな。



そして神輿を提げて走る。



梯子はなんと15mもの長さ!



老いも若きも



姉ちゃんも子供も



外国の人も



走る!!!



お祭りに沢山の屋台や出店が華を添えます。











うわっ!こんな見世物小屋風「おばけ屋敷」とかまだあるんや!?田舎ならでは?



子供たちに大人気です。



誰もいない隙に?舞台に上がり一人歌うおっちゃん発見!



観客約一名拍手してました。^^



大原町の人達はこの「はだか祭り」を本当に楽しみにしていて、進学や就職で外に出ている若者もこの日ばかりは地元に帰ってくるそうです。



いいね!地元にこんな誇れる文化が残っていて。



やんちゃな少年達もほんとに楽しそう。



この文化をしっかり継いで残すんやぞ!おっちゃん期待してんで。^^



大通りに面したT先生のお宅で深夜まで宴です。



漁師の先輩たちから漁の話、歴史の話、深い話を沢山聞きました!



伝説のサーファー・テッドさんのもと、25年間ライダーをしてたという先輩。

オフザリップ(サーフィンの大技)を披露してくれました。^^

漁師とサーファーの2足のワラジ、素晴らしい!



結局そのままお泊まりさせて頂き・・・朝を迎え、



玄関にて。

渋谷から遊びに来てたタマさんとこの日初めて会ったシンガーのケンさんと。

祭りはこの日も行われ24時間さらに翌朝まで神輿は疾走したそうな。

「大原はだか祭り」凄すぎです。^^
































『にわのわ』とUFO

2012-06-26 | 雑記
6月23日にDIC川村美術館で催された『にわのわ』。

梅雨の合間でオープン時から大盛況!



総入場者数は6000人だったとか。

こちらのパン屋さん(Le Coeur)は、千葉おゆみ野で大人気店らしく、10時の時点でこれ↓



数十分で全商品完売!?



私の参加した『林檎カフェ』さんも大盛況!

皆さん休憩や周りのブースを見る余裕もないくらいでした。



知り合いの作家さん達も沢山出店されていました。



初めてのイベントと思えないくらいレベルが高い!



それぞれ展示も凝っています。



凄いぞ!この空浮くテントは。^^



朝10時から夕方5時まで、それは心地よい芝生の庭園で、初めてのアート&クラフトフェア・チバ『にわのわ』は大盛況で終了したのでした。

来場された方たちも大満足!

唯一お客さんが困ったそうなのは、あまりの来場者の多さに駐車に時間が掛かったこと(MAX一時間半待ち)、フードの準備が少なくすぐに売り切れてしまったことだそうです。

これらの問題を克服すれば、来年(2013年6月1日・2日)は更に充実した素晴らしいイベントになるのではないでしょうか!?

夕暮れになり、お客さん達も引き出した時、ふと空を見上げると・・・



あーー



UFO?空飛ぶ絨毯?

じゃなくて、あのテントや。












田能遺跡と国立民族学博物館と草間彌生

2012-01-07 | 雑記
氷河期が終わって氷が溶け出し海水が増えたので、5000年ほど前の海面は今よりも約5m高かったそうです。

大阪平野の一部である尼崎は、もちろん海の中。

しかし実家から数kmほど北上した場所『田能遺跡』は、やや海抜が高く、近畿でも最も早くから人が住んでいた地域の一つです。



小学校の遠足以来、三十数年ぶりに行って来ました。



もちろんお目当ては弥生式土器(約2000年前)。



千葉の発掘品も兵庫のも形は似てるな。

やはり作り方は口伝えで伝わったんやろか!?



この大きな瓶は子供用の棺。

底には防腐用の丹(に)が残っていたそうです。

もう一つのお目当ては『竪穴式住居』



この日はノーゲスやったんで、中に腰を据え空気観を楽しみ、じっくり構造を勉強しました。



むむむっ。

これは作れるぞ!

萱集めが大変そうやけど、ティピー作るより日本の風土に合ってそう。

近い内に計画を練ろう。^^



次の場所へ。



ここもまた通りかかることはあっても、30年以上来てない、



万博公園です。

やっぱりでかいな~

岡本太郎、渾身の一作やね!

公園内を歩いていると、



まだあるんや!お祭り広場の大天井。

昨年は父にこれをジャッキアップした時の話を聞きました。

ちなみに実家に戻ってから、父に天井の一部が展示されてること話すも「ほんまかいな?」と知らなんだ。

公園内の目的地はここです。



『国立民族学博物館』



世界中の民族に関する物を集め、大阪万博開催4年後に開館したようです。

この建物の建築と万博後の移築も、当時父の仕事だったそうで、色んな苦労話も聞きました。



国立の博物館はやっぱりスケールが違うね!



アステカの石像。



この壺高さ2m以上。

いいな~



こんなアフリカの散髪屋の看板。



オセアニア原住民の櫂。



メキシコの簡易ギター、かわいい。



中央アジアのゲル。



アイヌの敷物。



やはり世界に優劣は無いな。

素晴しいデザインと様々な暮らし、万歳!^^

大変な刺激を受けました。



さて締めに、



1月7日から国立国際美術館で開催される『草間彌生展』に行きたいところやけど、前日なので、



中ノ島にあるリーガロイヤルホテルに展示されているオブジェを拝見しに行きました。

草間さんにしろ、岡本さんにしろ、大きなの作れて羨ましいな~^^