アニサキス症

またまたやってしまいました。

人生3度目のアニサキス症。

アニサキス症を知らない人の為に軽く説明すると、

アニサキスは極普通に魚介類に寄生する寄生虫。

特にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどに寄生している事で有名です。

－20度以下の冷凍か60度以上の加熱で死滅します。

この透明の寄生虫（1～3cm）を人間が誤って食べてしまうと、

アニサキスは何とか外に出ようと、人間の胃壁に食いつき穴を開けてしまうんです。

それはもー、この世の物と思えぬ激痛が・・・。

アニサキスは人間の体内でも3日ほど生きる事が出来るので、激痛が3日間続くことも・・・。

ほとんどの感染者は胃腸科に行って胃カメラを飲んで、鉗子でつまんで取り出してもらうんですが、

私もあまりの激痛に耐え切れず、のた打ち回りながらパソコンで最寄の胃腸科を検索するも、すべて日曜休診。＞＜

結果40時間、半べそで耐え続けました。

胃からの出血のせいか、尿には血も滲みます。

面白いのは、『アニサキス様』がお腹の中でご臨終した瞬間が分かるんですよね。

いきなり痛みが消えて「あ・・お亡くなり？＾＾」って。



今回の犯人はこいつだ！

ジャミ（小鰯）サイズには寄生してないんだけど、大きいのには居るんですよね。

確かに、ごぼうセグロ（大鰯）が混じっていました。

ごま漬（鰯の甘酢漬け、九十九里の郷土料理）やから、酢と酒で死んでるかと安心してたな。

社長に報告したら「だから酢でも死なねーって言ってるっぺよ！1回冷凍してから食え！」って叱られました。

だから生サバは危ないとか、北海道の人はサケを冷凍してから刺身（ルイベ）で食うんですね！



せっかく上手に出来たのに・・・。

皆さんも気を付けて、美味しく魚をいただきましょう。＾＾


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