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汚染された疑いの有る食材から、放射能物質の摂取量を減らす試み

2011-06-22 | 雑記
ネットサーフィンして見ると、様々な個人、団体が、食材からの放射能物質除去方法を述べています。

しかし、圧倒的に科学的根拠の無いもの、果ては健康食品の販売目的?宗教勧誘?のものまで多数存在していると思われます。

私は学者でも医者でもありませんが、学生レベルの科学的根拠から予想できる、放射性物質除去方法を二つ上げたいと思います。

実際、放射能値を測定した訳ではないので、あくまで私的予想ではありますが・・・

以前大量に検出された、甲状腺癌を引き起こすと言われる【放射性ヨウ素131】(半減期間8日)は、検出されることも少なくなりました。

反面、今も怖い放射能物質は、なお大量に検出され続ける【セシウム137】(半減期間30年)ではないでしょうか?

よって今回は、【セシウム】に限定した放出方法です。

セシウムとは?

原子番号55番のアルカリ金属で、融点は28度、自然界では、ほぼ液状(水銀のような)で存在。

水との反応性に非常に富み、大量に存在すると発火!水素爆発も起こします。

イオン化傾向が極めて高い。(リチウムに次2番目)

以上の性質から予想出来ることは、『水に溶けやすく、イオンの状態で存在することが多い。』

この水溶性、イオン化の性質を利用して、放射性セシウムがデトックス(ある程度)出来ると思われます。

食材(野菜、肉、魚、なんでも)内部に放射性セシウムが取り込まれているとしたら?

性質から言って、水に溶けて存在(体液で)しているはずです。

そのセシウム混じりの体液を排出するには?

水に溶けた状態のまま、外に出してあげれば良いのでは!?

具体的な方法としては、

【塩蔵】

野菜、魚、肉などに一度全体に塩をまぶして、他の水溶性物質(ナトリウム、カリウムなど)ごとセシウムを食材から出てくる水と一緒に、外に放出させます。(その時食材から出る塩水は必ず捨てること)
食べる時は、更に水で塩抜き後調理すればなお良し、お漬物などはそのまま漬け込む。

【ボイル・茹で】

食材を茹でます。これまた他の水溶性物質と一緒にセシウムは汁に流出するはずです。(茹で汁は必ず捨てること)

※干物、乾物など、塩(他の物質)も抜けないような方法では、セシウム排出は期待出来ません。

※高濃度の放射能セシウム汚染食品には、適応し切れないと思います。

どの程度のデットックスになるかは、測定しないと分かりませんが、効果は有るのではないでしょうか!?

あ!どちらの方法にしろ、一緒に旨み成分もある程度は抜けてしまいますので、調理の腕で補完が必要です。




【補足】もちろん学者レベルでは、じっくり検証した後にしか発表しないと思いますが、今日現在放射能を不安に思う人が多く、それに付け込んだマヤカシまがいの情報を多数目にしたので、最低限の科学的根拠を元に予想してみました。








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