房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

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東京練り歩き

2012-02-24 | 都会
行きたい展覧会があったので先週東京に行ってきました。



まずは駒場にある日本民藝館





18世紀頃の英国陶器(スリップウェア)の展示です。



20世紀初頭に濱田庄司、柳宗悦、バーナード・リーチらが発見し、世界に紹介したのが1930年。

それ以降の大きな展示は1981年の古道具坂田、2003年の大阪民芸館、日本民藝館なので、

それに次ぐ日本では第4回目の大規模展!?

日本以外本国イギリスでも見れない作品群です。(現存する物のほとんどを?柳さんや坂田さんが日本に持ってきてしまった)

素晴らしい展示です。興味がある方は是非。(3月25日まで開催)


ところ変わって、



こちらは今回の日本民藝館の展示の殆どのディレクションをしたのでは?坂田さんの目白のお店、古道具坂田。

千葉にある美術館『as it is』のオーナーでもあります。

残念ながら坂田さんはお留守でしたが、初めて店内を拝見させてもらいました。



言葉では言い表せない選び抜かれたものの数々。

美しすぎる。

また改めてこよう。



久しぶりの中野ブロードウェイ!



ますます進化し続けており、



もはやカオス状態。



日本の新名所になっていました。



長年住んでいた渋谷のマンション(1963年築)は跡形もなくなっており、



現在は更地。



こちらも同時代の古いマンション。



明治通り沿いに建つヴィラ・ビアンカ。



晩年の青山二郎(白洲正子の師1979年没)はここで暮らしたそうです。

ベランダも純和風にしてたそうやからあの部屋かな?



とか妄想。



そして到着。

青山のスペースユイ

今回のもう一つの目的、お隣kcさんのグループ展です。



あ!kcさん居た。



いつも暇さえあれば、お隣のアトリエにお邪魔させてもらっています。^^



アトリエで見るのとは違うギャラリーに佇むkcさんの作品群。

作っている工程も見ているだけに何か感慨深い・・・



グループ展なので他の作家さんの作品も。



埴輪?宇宙人?愛嬌あるなー^^



夜も更け、



何時も外房の家に遊びに来てくれるタマさんのお店、渋谷の『侍』へ。



九州の天然魚を中心にタマさん手作りの美味しい料理が。

私の作るアンチョビ『セグロのクサレ』を使った『ジャガイモシャリシャリ』と言う人気メニューもあります。



カウンターで久しぶりにオネエ?とも再会し、何故かガンダムネタで盛り上がったのでした。



もうすぐ渋谷ヒカリエ開業するんやね。



大正時代の渋谷駅の写真が貼ってありました。



こちらはセンター街、昭和30年代。



東横線のこのパネルも取り壊しちゃうねんな~勿体無い。

誰がデザインしたんやろ?欲しい!



しかしスマートフォンの流行もあってか、



以前にも増して、みんな電話いじってる。



この人は本読んでるのか、電話いじってるのか?どっち?



長い移動距離の東京練り歩きでした。^^
















































ようやくふきのとう

2012-02-20 | 山、里
今年は例年にない寒さが続き、



先日は外房も珍しい雪景色!

梅の開花は遅れ、例のアレも中々出てきませんでした。

しかし、とうとう、

アレ出た!^^



春の使者『フキノトウ』です。



こっちにも。



あっちにも。



結構採れた。

庭に食べ物が生えるのは幸せです。



枯れ草や泥が付いてるからよく水洗いしてから天麩羅にしよう。






リバーサイドのツリーハウス

2012-02-12 | 
ここは何処?

ハワイ?それともカリフォルニア?



な、外房でも有名な阿出川邸です。

今回は早朝からお邪魔しました。

お目当ては、



セルジオさんがリバーサイドに建築中で



完成間近な『ツリーハウス』です。



結構な高さ!

今日は初めて中に入れてもらいました。^^

急勾配のはしごを登って下を見下ろすと、



やっぱり高ーい。



眼下には一面の海ならぬ、川!

護岸工事していない原始的な川岸の景色も有り、まさに「トムソーヤの冒険」の世界。

絶景と共に、風で軋む木の音がなんとも心地よいんです。

読書が進みそう。^^

ここで宴会すれば盛り上がりのは確実ですが、酔っ払いがハシゴの昇り降りで怪我することも必然なので、止めておいた方がよさそうです。



内装はまだ工事中で完成はしていないみたい。



ツリーハウスだから当然なんだけど、屋根や壁から木の幹や枝が突き出していて、なんともワイルドです。



阿出川家長女ミキ姉さん、まさかの初登頂?



次女リナさんも2度目の登頂?

女性陣の興味はホドホド・・・子供達や大人になれない(なりたくない?)男性陣に人気のようです。^^

ツリーハウスのある暮らし、いいな~

家にも欲しい。



















50年物の梅干と緑の瓦

2012-02-06 | 手作り
正月に帰省した折、母から土産を貰いました。

尼崎の実家では、急な来客など出前にお寿司を頼む時は、決まって近所の『島津』から取っていました。

いつも出前に来てくれるお兄さんの顔が、青白いお雛様みたいだった事をよく覚えています。

最近はチェーンの出前寿司が増えたせいなのか、島津さんも10数年前に廃業されたようで、家でも出前寿司を取らなくなりました。

そんな島津さんの元女将さんが、旧店舗の隅を片付けていたら出てきたという物が・・・



漬けてから少なくとも50年は経っている、『梅干』だそうです。

「ちょっと普通の人にあげても無駄になりそうなので。」と名誉な?^^ご指名で、私が頂きました。



しわっしわ!!

ちょっと直食べや料理には勿体無いかな?

と来ると、やっぱり酒!?



甲類の焼酎にポトリポトリと落として。

1ヶ月後くらいから飲みごろかな?

さて50年の物のお味はいかに??^^



先日袖ヶ浦市まで車検を受けがてらの道中発見した、



緑の瓦屋根!

運転中にパチリ良い子は真似しないように。^^

昭和40年代に流行した青い瓦は全国的によく見るんやけど・・・

緑って珍しくない!??

この40年くらい経った青や緑の瓦を使って、新しい家を建てたり、リノベーションしたりしても美しい屋根になるやろな~

青と緑のモザイク屋根とかいいと思う!