鮑子 (あびこ)
古代のカバネに用いられた我孫が氏化(うじか)し、
さらに地名から現代の姓氏に蘇ったもの。
鮑子は当て字で、阿比子・我孫子・阿彦などの表記が多い。
【主な関連姓氏】
安孫・安孫子・吾孫子・吾彦・我子・我孫・我孫子・
我孫古・蛯子・阿孫子・阿比古・阿珥子など。
【主な所在地】
神奈川県津久井郡津久井町青山
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神奈川県相模原市津久井町青山
津久井郡相模湖町、津久井町が相模原市と
平成18年3月20日に合併しました。
http://www.tecta.co.jp/gokuraku/awabiko2.htm
「あびこ」百科 http://www.tecta.co.jp/gokuraku/abiko.htm
「あびこ」な地名 http://www.tecta.co.jp/gokuraku/abiti.htm
続「津久井の地名唄巡り」 (←リンクしています)
「下津久井地名恋の阿保陀羅経」=滑稽俗謡(こっけいぞくよう)
語呂が面白いのと地元の地名がなかなかうまく織り込まれている
ので、今後も地名の参考になるかもしれないので御紹介します。
(括弧内が地名です。)
「サーサ これより津久井郡をば一巡り。習い(奈良井)覚えたあほだ
ら経に乗せまして○○○○が読み上げまする。うまくいったらお慰み、
ア・ソレ、ア・ソレ、ア・ソレ‥‥・‥‥。そもそもだんだん津久井郡の村名を恋路にたとへ、過ぎしこけんに
おまえを見初めなぜ(名手)か可愛(川和)い山の中でも野尻(野尻)
の隅でも新宿(新宿)落合(落合)滝原(滝原)たたす見限(三ヶ木)り
しゃんすな夏は青山(青山)磯の鮑子(鮑子)で吸いつくようだ毎度
(前戸)おまえは心が長野(長野)青野原(青野原)から西野々(西
野々)あたりは大雪降るせか寒くて金原(金原)青菜(青根)塩だすま
だ(伏馬田=ふすまだ)は味噌だ兎や(鳥屋)角言ふ内関(関)は
三月桜の花咲く頃だ根小屋(根小屋)猫じゃとおちゃますけれど
小網(小網には昔相当知られた医者がいた)にかかって鯉をくれても
にゃんとも言わない小倉(小倉)しゃんすなはやまる(葉山島)まいぞ
い、畑久保(畑久保)久保沢(久保沢)は原宿(原宿)たたす中野
(中野)又野(又野)のよいのに惚れて大沢(大沢)こらさでよされる
ものか明日原(明日原)では皮足袋はくか土沢(土沢)お灸は熱くて
金原(金原)港水船がとまって太井(太井=おおい)太井と呼んでも
答えぬ小倉へ廻れば川幅広くて船賃が高い三井(みい)の薬師の
ごしんごん砂糖べったりつけて食ったらうまかろう」が
たく
この唄が流行ったのは明治~大正のころといいます。
まだTVもラジオもない時代、野良仕事の時、あるいは集会
などの打ち上げ時などに余興の一つとして騒がれたのでしょうね。
楽しそうな人々が目に浮かぶようです。
安孫子 (あびこ)
古代の安孫子氏の裔、または居所。
アビコには多くの表記があるが、名称はカバネから出た古代の大族。
【主な関連姓氏】
亜孫子・吾孫子・吾彦・吾孫・安孫・安彦・我子・
我孫・我孫古・我彦・神孫子・蛯子・阿孫・阿孫子・
阿彦・阿比古・阿珥古・阿美古・鮑子
『姓氏・家系・家紋の調べ方』丹羽基二:著 参照
【主な所在地】
滋賀県愛知郡愛荘町安孫子 (しがけんえちぐんあいそうちょうあびこ)
昭和30年、昭和の大合併では秦川村と八木荘村が合併して秦荘町
に、また愛知川町と豊国村が合併して愛知川町となりました。この
秦荘町と愛知川町が平成18年に合併し愛荘町が誕生しました。
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http://www.geocities.jp/jihyoutei/k050327-1.htm
滋賀県能登川の安孫子(アビコ)は、沖積平地の一角にあって
緩やかな傾斜地です。ここは川による沖積が進んで地名命名時
の地形が消滅してしまった可能性が高いと判断されます。
この我孫子が原地形であるとすれば、縄文語(アイヌ祖語)解は
「アビコ=ap-i-kot=その釣り針(の)・谷=枝分かれした谷」
が相応しいように思うとの仮説です。
http://www.tecta.co.jp/gokuraku/abihito1.htm
全国の「我孫子」「あびこ」「安孫子」「安彦」「吾彦」さん おいでやす!
と呼びかけている新しい方での書き込みを拝見致しました。
わびこ・やすひこ(苗字で)・ごひこ(名前で)様などの呼び名の方
もいらっしゃいました。