さあ~てと 帯しめましょか。

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帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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水谷豊「カリフォルニア・コネクション」【PV】完全版

2008年08月14日 20時50分18秒 | 音楽/映画・ドラマ/漫画・アニメ

水谷豊「カリフォルニア・コネクション」【PV】完全版

 

 

今日は、お墓参りに行ってきました。

 

寝屋川から奈良へと回ります。 ちょっとしたドライブ気分です。

 

懐かしい曲のPVを聞かせてくれました。 水谷豊さん、大好きです。

 

奥様をいまだにお姫様扱いしてくれるんだそうです。

 

結婚当初の言葉を今なお、有言実行!!・・素敵です。

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苗字と名字

2008年08月14日 18時00分10秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

役人、新聞、の常識として正式化されてしまっている名字。

苗字と書くと名字と改められるという。苗にはビョウという音はある

が、ミョウという音はない、名はミョウ(呉音)だからこの方が正しい

のではないか、ぐらいの単純なものらしい。しかし、苗にも苗裔

(みょうえい)などの語句もあり、かなり古くから中国でも使われていた。

それゆえやはり苗字の方がいいと丹羽先生はおっしゃいます。

今日は、苗字・名字の基礎知識の勉強です。

 

  

 

≪所領とのかかわりが問題≫

 

Q:「苗字と名字を区別しているようですが・・・・・これは特別の意味があるのですか?」

 

A:「あります。それで、わざわざこの二つの表記について、ご理解

を頂こうと思って1篇を設けたものです。」

 

Q:「じゃ、どう違うのですか?」

 

A:「今新聞などでは名字、官庁などの文書でも名字と書いていますネ。

あれは私の使っている苗字のことなのです。じゃ、どこが違うかと

いうとごく簡単に言うと、『苗字は所領とは関係がない

が『名字は所領と同一の地名だ』ということです。

苗字は江戸時代以降、なる屋号として用いられましたが名字

は、中世、土地を所有していた豪族たちが、その地名を名字にして

いたわけです。言いかえると、名字は同じ土地名の所有者である

ことを表わしているのです

 

たとえば、中世では足利(あしかが)という豪族は足利という

下野国(しもつけのくに)の庄を所有していたわけです。祖は

源義家(みなもとのよしいえ)という源氏の名族ですが、故あって

子孫は足利の地を所領し、源という氏(うじ)を用いるより足利の

地名を多用しました。もちろん、公式の時には源の氏も用いましたが・・・・・。

どうして、そんなに源氏という氏のかわりに足利という所領名を

用いたかというと、この土地を領有していることを、天下に表示

する意があったからです。子孫もそれを受け継ぎ、代々、足利を

名乗りました。それは足利庄から上がる生産物、それを作る農民、

またはそこで働いている家臣団などすべて、自家の権力内にあったからです。

 

これが原則にいって封健前期の土地制度です。

彼らにとっては土地と家名は一体であり、それを守ることによって

権力を維持できました。一所懸命という言葉は、

『その所領を命を懸けて守る』ということです。

その土地を「名の地」といい、そのの文を名字といったのです。

『名田(みょうでん)』は名(みょう)の地の田ということですね。

屋号(家名)を名字と言ったのはそのためです。

 

ところが、封建後期になると、支配者には、部下に賜うべき

封土は、もうほとんどありません。大名、小名、『名(みょう)』は

前述の風土ですが、世の中がすっかり治まってしまったから、

国取りは起こりませんネ。そこで、大名、小名も下賜(かし)すべき

土地の代わりに石高(こくだか)と言って、お米などを家臣に与え

ました。いわば、いまのサラリーマンの月給(または年俸)のよう

なものです。それは一所懸命の土地がないからです。

そこで名字のかわりに苗字という文字を多用しました。

苗(びょう)には血筋とか、モトとかの意があって、祖先の意味に

解することができます。苗字とは『祖先を同じくする』シルシと

解するといいと思いますね。

 

いまわれわれは、中世風の土地を持っているわけではありませんね。

また、多くは同じ名の土地に住んでいるわけではありません。

これは封建後期(江戸時代)以降、武士はサラリーマン化して

しまったからです。

明治以後も同じですから、われわれはいま屋号を苗字と呼ぶ

ことの方が適切なことがおわかりでしょう

 

『姓氏・家系・家紋の調べ方』丹羽基二:著 より

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