五輪ムードを盛り上げるための聖火リレーですが、今年は大きな騒ぎになっています。
中国政府がチベットの独立運動を弾圧し、人権蹂躙が行われているということでチベット民族の活動家や世界中の人権保護団体から聖火リレーを妨害する動きが見られています。7日に行われたパリの聖火リレーでは激しい抗議活動のため、リレーが中止されました。
さらに聖火が到着したサンフランシスコでも観光名所であるゴールデンゲートブリッジに活動家によって抗議の垂れ幕が掲げられ、観光名所から幹線道路へと聖火リレーのコースが変更され、今後各都市で行われる聖火リレーが無事に終わるのかが懸念されます。チベット民族の活動家や人権保護団体は今後も北京オリンピックを行事を妨害する活動に出るでしょうし、欧州を中心に開会式のボイコットをほのめかす国も相次いでいます。
過去にもオリンピックが政治利用されることがあり、痛ましい事件も起きました。1936年のベルリンオリンピックはナチスドイツの威信を世界に知らしめたオリンピックでした。また1980年のモスクワオリンピックはソ連のアフガン侵攻に抗議してアメリカや日本などの西側諸国が参加をボイコットしました。1984年のロサンゼルスオリンピックは逆に東側諸国がボイコットしました。
しかし最も大きな事件は1972年のミュンヘンオリンピックでパレスチナのテロ組織「黒い9月」がイスラエル選手宿舎に立てこもり、結果イスラエルチームの選手、コーチの計11名が殺害あるいは銃撃戦の巻き添えを食って死亡した「ミュンヘンオリンピック事件」です。オリンピックは一時中断し、2日後には再開されました。(もっともその後のイスラエルの報復により11名を遥かに上回る数のパレスチナ人が殺害された、といわれています。)
オリンピックの政治利用は好ましいものではありませんが、一方で開催国の権勢を喧伝するかのような運営もあってはならないと思います。中国はチベットの人権問題、輸出製品の安全性、環境汚染など「真の先進国」となるためには数多くの課題を抱えています。
アスリートの祭典に暴力はあってはなりませんが、中国も「国際社会の声」に対して真摯に耳を傾ける必要があると思います。
五輪の聖火、中国を焦がすか――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
中国政府がチベットの独立運動を弾圧し、人権蹂躙が行われているということでチベット民族の活動家や世界中の人権保護団体から聖火リレーを妨害する動きが見られています。7日に行われたパリの聖火リレーでは激しい抗議活動のため、リレーが中止されました。
さらに聖火が到着したサンフランシスコでも観光名所であるゴールデンゲートブリッジに活動家によって抗議の垂れ幕が掲げられ、観光名所から幹線道路へと聖火リレーのコースが変更され、今後各都市で行われる聖火リレーが無事に終わるのかが懸念されます。チベット民族の活動家や人権保護団体は今後も北京オリンピックを行事を妨害する活動に出るでしょうし、欧州を中心に開会式のボイコットをほのめかす国も相次いでいます。
過去にもオリンピックが政治利用されることがあり、痛ましい事件も起きました。1936年のベルリンオリンピックはナチスドイツの威信を世界に知らしめたオリンピックでした。また1980年のモスクワオリンピックはソ連のアフガン侵攻に抗議してアメリカや日本などの西側諸国が参加をボイコットしました。1984年のロサンゼルスオリンピックは逆に東側諸国がボイコットしました。
しかし最も大きな事件は1972年のミュンヘンオリンピックでパレスチナのテロ組織「黒い9月」がイスラエル選手宿舎に立てこもり、結果イスラエルチームの選手、コーチの計11名が殺害あるいは銃撃戦の巻き添えを食って死亡した「ミュンヘンオリンピック事件」です。オリンピックは一時中断し、2日後には再開されました。(もっともその後のイスラエルの報復により11名を遥かに上回る数のパレスチナ人が殺害された、といわれています。)
オリンピックの政治利用は好ましいものではありませんが、一方で開催国の権勢を喧伝するかのような運営もあってはならないと思います。中国はチベットの人権問題、輸出製品の安全性、環境汚染など「真の先進国」となるためには数多くの課題を抱えています。
アスリートの祭典に暴力はあってはなりませんが、中国も「国際社会の声」に対して真摯に耳を傾ける必要があると思います。
五輪の聖火、中国を焦がすか――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
中国ですが、南部の麗江古城や棚田で有名な元陽などの「完全観光地」では、観光業者が村ごと買い取ってしまい、もともとの住民がほとんどいなくなったそうです。
きっと、チベットにも、そうした観光資本が押し寄せたのでしょう。
坊さんが暴動で大暴れしてる光景というのは、行過ぎた資本主義化に対する「革命的」な光景なのかなぁ~と思って見てます。
私は信心深くないので、ダライラマが「Help me」といっても所詮生き仏でも現人神でもないのだから、と理解できますが、信じている人にはショックかもしれませんね。
確かにオリンピックを「国家の威信誇示の場」から名実ともに「スポーツと平和の祭典」にしたいものです。中国はマインド的にはまだまだ途上国だと思います。
財津一郎のタケモトピアノのコマーシャル、インパクトがありますね。先日近所で行われたアマチュアのピアノ発表会でいちびり(お調子者)のおじさんが冒頭に「ピアノ売ってちょ~うだい」とやったそうですが、場の雰囲気に合わずすべったそうです。
サンフランシスコ北部「観光区」ですが、もともと老朽化した港湾施設や、倉庫群を再開発した所で、つい最近まで、そうとう危険な所と聞いています。 あの辺じゃあ、貧しい白人が、中国の人を妬んで邪魔しかねないのかも・・・^^。再開発の遅れている西部港湾部は、今でも相当危ない場所。バスの乗り換えで、胆を冷やしました。麻薬患者みたいなのが、うようよで、ヒョッエ~!のすっごい光景^^;;
一方、丘陵部には立派な高級住宅地があり、どこも中国系が多かったです。横浜の山手みたいな感じ。
昨日、テレビでダライラマが、「Help me! Help me!」と叫んでいました。ご本人、たしか、観世音菩薩さまの生まれ変わりのはずではなかったでしょうか? 頼られるべきはずの人があれで、はたしてこの世は救われるのかな~って素朴な疑問が沸いてきました・・・
これ程迄に聖火リレーが注目を集めたオリンピックって、過去に在りましたっけ?聖火を一瞬消してバスで運んだり、スタート地点からちょこっと走ったと思ったら倉庫の中に消えて行き、そしてバスで聖火を運んだりと、ハッキリ言って其処迄して聖火リレーをする意味が在るのだろうか?と思ってしまいます。又、長野でも聖火リレーが行われる様ですが、普段はコメンテーターとして「人権がどうのこうの。」と大声で主張している某代表チームの監督が、今回は全く何も主張する事無く聖火ランナーを務めようとしているというのも、個人的には「何だかなあ。」という思いが(苦笑)。
「オリンピックを政治利用するのは断固反対だが、オリンピックを利用して平和な世界を構築する方向に持って行くというのは在りだと思う。」と某キャスターが口にしていましたが、これは個人的に頷ける主張でした。中国もまともな国として認められたいなら、人権蹂躙&言論弾圧をしている様では駄目。経済的な開放は進みつつ在る様ですが、その他の点では未だ未だ発展途上と言えましょうね。
P.S. あのCM、動画サイトで「九州地方のCM」として随分前の日付で紹介されていたのですが、o_sole_mio様の地域でも放送されていましたか。一度見たら忘れられない強烈なインパクトが在りますよね。地方発のCM、特に関西圏のCMはインパクトが在って面白い物が多く(タケモトピアノやサンガリアのCM等。)、結構好きです。
北京オリンピックで何かけちがつくと、中国の威信丸つぶれになりますから中国政府も必死だと思います。
ただ、ミュンヘンオリンピックのように中国と関係のない紛争のとばっちりが来るかもしれません。
アラブ過激派の対米テロというのはやはり警戒すべきだと思います。
さすがに今回はそういった考えも通用しない気がします...
オリンピックは何かしらアクシデントなどがあるんじゃないかと不安になってしまいます。
中国ではいま、応援の仕方を教えてるとかいう話も耳にしますしね..