オーソレ、何それ?

私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
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適当に書きつづります。

新型戦闘機の到来と戦闘機の思い出

2007-02-22 22:57:06 | 時事
沖縄、嘉手納基地に新型戦闘機F22ラプターが配備されました。特定の出来事とは関係ないとのことですが、北朝鮮情勢に対する備えとの見方もあるようです。F22は、現在の米空軍の主力戦闘機F15イーグルの後継機として開発された新型機で、レーダーに察知されにくいステルス性能を有しているのが特徴です。

戦闘機と言えば、子供の頃のイメージはアメリカ海空軍の主力戦闘機F4ファントム戦闘機で、航空自衛隊でも採用されています。ところが、このファントム戦闘機がベトナム戦争でファントムよりも能力が劣ると考えられていた旧ソ連のMiG戦闘機に撃墜されるという事態が相次いだそうです。これはファントムがMiGに劣っていたというよりはアメリカの戦術が間違っていたことによると言われています。当時、ファントムは機関砲を搭載せずミサイルのみを搭載し、いち早く敵機を察知し遠方からミサイルで攻撃する戦術(Fisrt look, first shot, first kill)をとっていましたが、ミサイルの信頼性が低かったため、機関砲を持たないことが大きな弱点になっていたようです。また上記戦術のためパイロットの格闘戦に対する技能も低下していたそうです(映画「トップガン」の出だしにそう書いてありました)。その証拠にファントムに機関砲を搭載したE型は各国で採用されています。

1970年代後半になると、米軍の新型戦闘機としてF14F15F16が開発され、航空自衛隊の時期戦闘機として採用を争っていたのを憶えています。3機種ともプラモデルを作りました。F14は可変翼と強力なミサイル管制システム、F16ハイテクにより格闘戦に適した機体と強い個性を持っていたのに対してF15は、オーソドックスで堅い作りでしたが、オールマイティーの戦闘機として長く世界最強の戦闘機の称号を維持していました。自衛隊も結局F15を採用しました。旧ソ連のベレンコ中尉がMiG25で千歳空港へ亡命のため強制着陸したのはこの頃でした。

F22はもちろん実戦での実績はありませんが、模擬空戦ではF15を圧倒していたそうです。できれば最強は模擬空戦の世界でのみあってもらいたいものです。

姿見せた最新鋭ステルス機 嘉手納基地で公開(産経新聞) - goo ニュース

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2 コメント

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こんばんは (ミュジニー)
2007-02-23 18:05:56
o_sole_mio00さんの記事は多岐に渡っていて
またかなり詳しく意見を述べられていますが
ほんとに感心してしまいます。
今まで、あまり政治に関心が無かったせいもあって
政治問題に全くついていけない自分がちょっと恥ずかしいんです。
これからも色々と勉強させていただきます。
内容と関係ないコメントですいません。
F22なんて初めて聞きました。
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五目釣りブログ (o_sole_mio)
2007-02-23 23:18:29
ミュジニーさん、コメントありがとうございます。

いろいろと興味があって、知ったかぶりしているだけです。以前に「五目釣りブログ」と自称してました。五目釣りとはいろいろな魚は釣れるけど大物は釣れないと意味で、まさに私のブログです。ともあれ私のブログでミュジニーさんの知的好奇心を刺激することができれば光栄です。
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