"山歩きで思うこと"

コロナ感染拡大で第3波が到来している
との報道がされている。

会社もテレワークが多く、休みになっても
人が集まる場所は避けて行動しないといけ
ないので勢い運動不足になる。

久々に山歩きでもと自宅から気楽に行ける
高尾山に一人で行ってみた。

ケーブルカーを使わず、自然遊歩道を使って
山頂まで行く。

途中で反対方向から歩いてくる散策者に逢う
がこちらから声をかけてもあまり挨拶の無い
方がぽつぽついる。やはりコロナのことを
心配してのことか・・・。

天気が良いせいか山頂はいつも通り、それ
なりに大勢の観光客がおり、山頂に雪を
冠った富士山も良く見えた。

途中の自然遊歩道脇の山の案内板に概ね次の
ような説明書きがあった。

　　"この山の木々は全て自然林です。大きな
　　木も小さな木も老いた木も若い木も全て
　　自然のままに成長しています。
　　人が手を加えない為、自然の植物はお互い
　　に日が当たるところを取り合いながら助け
　　合って生きているのです。
　　山火事などで植物が焼けてしまうとその後
　　その場所になかなか植生が戻らないのは、
　　この植物の互いの助け合いが無くなるため
　　なのです。"

なかなか考えさせられる内容だと思いませんか。
世の中も全く同じなのではないでしょうか。
一人では生きて行けない。だから助け合うこと
が大切である。
他から生かされ、他を生かすための行動が優し
く、生きやすい世の中していくのだと思います。