写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
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山中湖 再挑戦

2011-07-13 18:48:17 | 撮影日誌

12日、新聞記事のコピーを依頼されます。これから掃除なのに!しかしその前にしておかないと絶対忘れると思い、パソコンを立ち上げました。コピーは簡単に終わり、そのまま切ってしまい掃除にかかればいい物を、ちょっと見てみようか!と山中湖に泊まりがけで行く際よくお世話になる「山中湖 オーベルジュ秋桜」(http://auberge-cosmos.com/)のホームページをあけブログを拝見。富士山が見えた日はほとんど写真が記載されているのです。「オツ!」見てびっくり。見事なまでの赤富士です。撮影時間は午前4時半とあります。いくら何でもこれは泊まらなければ少々無理だナー、とパソコンを切ります。行きたいナー、しかしお金使いすぎだしナー、仕方ないから無理して早起きしていくか!それは葛藤がありました。それでも掃除機に手を掛けます。「今朝山中湖では赤富士、その前の日は逆さ富士」ついに言ってしまいます。「フフッ、行く?」どうしてそう言う言い方をするのっ!それでは「ヨシ!行こう!」となってしまうではないか!10時チェックアウトの時間を待って電話。まずは、写真の話し、「今夜泊まれます?」ア~ア~ついに言ってしまった!「ハイッ、お受けできます!お二人様ですね!」

 考えてみれば妻も私も今日は通院日。手早く掃除を終わらせて、カメラの段取り、一応一泊では最低着替えは必要、ディナーにネクタイはいらないけれどジーパンでは失礼。準備を終わったときは病院予約時間。いつは待たされないのに今日に限って30分も待たせて!待っている間に忘れ物を思い出し、薬受け取ってからまた家に。途中で妻と落ち合い、ようやくいざ山中湖へ。時に午後3時15分。横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパスがが少し込んでいたけれどピッタリ午後5時「オーベルジュ秋桜」に到着。玄関に立ったままでオーナーとしばし写真談義。「ヨシッ!明日はやるぞ!」と。いまの時間富士山は雲の中です。特に夏は仕方ありません。明朝だけ姿を見せてくれればいいから。

 ここを選ぶ一番の理由は湖畔まで2~3分だし、部屋から富士山が見えることですが、食事が楽しめることも魅力です。

 サラダですが、今夜は「温野菜」 この前にもう一つ野菜と肉のお皿がありました ニンジンが砂糖で煮たように甘かったです

 魚 今夜は真鯛 魚はもちろんですが焼いたトマトもおいしいです 量としてはこのくらいで充分なのですが

 肉が出る前にシャーベットの口直し

 肉料理となります すでに満腹ですがおいしさに目がくらんで食べてしまいます

 デザートは、いつもそれはきれいに飾り付けられています +コーヒーのおいしいこと!!食後オーナーと写真、震災、最近のマスコミ、政治のこと等々話が尽きません。他のお客さんはとっくに部屋に戻っています。

7月13日 午前3時45分セットしたアラームが鳴ります。外を見ますが何も見えません。それでも外に出ました。「アラッ!」空一面雲です。そんな馬鹿な!わずかに雲が動いていることに期待を込め、オーナーから教わった撮影ポイントに車を走らせます。もちろんこの下でもいいのですが今の時期最適の撮影場所と言います。なかなか富士山が雲の中から姿を見せません。車内で待つこと30分ほどか?頂上だけが見えてきました。急いでカメラを段取り、ポイントに急ぎます。

 6時40分、雲間から頭を出している頂上がまさに赤くなっています。雲の方が多く、写真としては使えませんが、初めて「赤富士」と称される現象を見ました。やはりこれは感激です。足下を白鳥が通り抜けていきます。「せっかく湖面に映っているのに、波たてないで!」妻が真剣に白鳥に怒っています。

 6時過ぎ「花の都公園」に移動します。ポピーが目的です。今年は咲具合がよくないそうです。背丈も低いです。顔見知りの写真の先生が二人それぞれ教室でしょう、撮影指導されていました。

 コンパクトカメラだけ持って、ペンション下の湖畔へ。雲はアクセント程度、空は青空、夏姿の逆さ富士。初めてづくし。午前7時、気温は20℃、別世界です。写真の枚数はあまり撮れませんでしたが、満足しました。今年の夏、もう富士山はいいかな?