硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
nyamisenjyuで
お送りします……

タイトルは漱石より拝借☆

いざ下関へ! その3

2015-03-15 01:01:04 | 山口
下関旅最終日。
この日はもっともいいお天気でした。

朝一番は、唐戸エリアから。

まず、日清講和記念館と史蹟春帆楼へ。

記念館の中は、講和会議の席の調度品や資料がいっぱい。
昔の有名人の書とかって面白いですよね。

続いて、すぐ隣に位置する赤間神宮。
 
安徳天皇を祀る、平家ゆかりの代表的スポットです。
壇ノ浦を望む竜宮造りの水天門って…うーむ。
耳なし芳一の像と平家一門のお墓が並んでいるのも、
これまた、妹とふたりして「うーむ」。

ここから関門橋のほうへ歩き、みもすそ川公園へ。
川は…ないですね。国道の下らしいです。
 

下関戦争の際、外国船を砲撃した砲台跡とのことで、
大砲のレプリカが並んでいます。
ワクワクする幕末・長州藩好き…(笑)
 

壇ノ浦古戦場としての見ものも多く、源義経と平知盛の像、
大河ドラマ『義経』出演者の手形などが。
ほかに、松本清張の文学碑もあります。
 
うーん、みもすそ川公園、盛りだくさん!

この公園の、国道を挟んだ向かい側には、
関門トンネル人道の入口が。

約15分で歩いて北九州・門司側へ行けるとのこと。
もちろん、歩きます!
トンネルのちょうど真ん中くらいが県境なんですね。楽しい!


トンネルを抜けてすぐの海沿いにあるのが、
和布刈神社(めかりじんじゃ)。
 
「和布刈」とは「ワカメを刈る」の意だそう。
仲哀天皇、神功皇后ゆかり。なるほど。
もっと時代が下ってからでも、平家が戦勝祈願したとか、
明治時代に砲台が築かれたとか、歴史的な要素がいっぱい。

関門海峡を望む風景や海中に建てられた灯篭、巨大な盤座、
目の前に広がる関門の難所、早鞆の瀬戸(はやとものせと)。

いろんな意味で迫力ある、魅力的な神社です。

ここから門司の街なかまでは歩いていかねばならないよう。
で、歩いていると、文字関址なんかにも出くわしました。


それから、何やら大きい神社のような甲宗八幡神社。
これは入ってみねば、ということで階段を上がります。
…やっぱり階段多いな、今回。
 
神功皇后が三韓を征した時に着用したといわれる甲が御神体。
平知盛の墓と伝わる石塔もあったりして。
歩くといろいろなものに出くわすから、面白いんですよね。

目的地の「門司港レトロ」エリアに到着したら、
とりあえずランチを。
この辺の名物らしい焼きカレーを、クジラのフライ付きで。


海際におしゃれなレトロ建築がいくつかあり、
旧門司税関は、中にも入ってみました。
 
エリアとしては、思ったよりコンパクト。
ぐるっと見て回り、はね橋の「ブルーウィングもじ」の
開閉も、タイミングよく見ることができました。
ただ…バナナのたたき売り由来というアレは…?(笑)
 

門司港から唐戸までがフェリーで5分ということなので、
帰りは船に乗ることに。
海から見ると、陸から見ていた景色とは変わって見えて、
それもなかなかGOODでした。


その後、唐戸市場(半分以上閉まってたけど)をひやかして、
唐戸側のレトロな建物・旧下関英国領事館の中でお茶を。

…この旅行でのんびりお茶するの、最初で最後だったり(笑)
すごく素敵なカフェでした。
マントルピースには本当に火が入っていましたよ。

これが観光の締めとなり、買い物をして、帰阪。
春の寒波がきてしまって想定より寒かったけれど、
とても満足な旅行でした。
最終日、全身潮のにおいがしてびっくり! だったのは、
私たちが海のない県の出身だからでしょうね。
海があると旅気分が増すという…(笑)

まあ、ひとつ愚痴るなら…JRさん、新下関駅の構内に、
売店のひとつくらい作りましょうよ!
新幹線止まる駅なんだから~! ってことくらいでしょうか。


さて、最終日の歩数ですが、26970歩になってました。
うむ。なかなか歩きましたね、3日間。

念願の下関旅行、楽しかったです。
次はどこへ行こうかな~?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿