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硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
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タイトルは漱石より拝借☆

藤田美術館展と璉珹寺

2019-05-21 22:21:45 | 奈良
先日の日曜日、奈良国立博物館の藤田美術館展と
璉珹寺の特別拝観に行ってきました。

まずは藤田美術館展。


ものすごい話題だった「曜変天目茶碗」は、やはりというか大行列。
なかなか実物を見る機会はないので、興味深く拝見してきました。

しかしこの展覧会は、目玉の茶碗以外も見どころ満載。
高階隆兼による「玄奘三蔵絵」、「紫式部日記絵詞」といった絵巻物、
仏像、面や装束、小太刀、乾山&光琳の皿ほか、
どれもなかなかの見応えです。
でもやっぱり圧巻だったのは快慶。
あの「地蔵菩薩立像」!
さすがの完成度、静かな面立ちと隙のない美しさ!
いやあ、素晴らしいです。


と、満足して、移動した先は、璉珹寺。
れんじょうじ……漢字が出ないからずっとコピペです(笑)

紀寺の跡だといわれる璉珹寺は、聖武天皇の勅願、行基菩薩開基と伝わるお寺。
ちょうどニオイバンマツリという白と紫の混じった可愛い花が満開で、
あたり一面が良い香り。
 

こちらのご本尊は、俗に「はだか阿弥陀」とも呼ばれる阿弥陀如来。
光明皇后をモデルに製作されたと言われる、珍しい女身の裸形像です。
木造白色で、西陣織でつくられた袴をはいており、
かつては、50年に一度、袴を取り換える時のみ御開帳となる、
目にするのは難しい秘仏だったそうですが、
現在は毎年5月中のみ、見ることができます。

私は今回、初めて目にしましたが、確かに美しい。
大切にされてきたお寺とご本尊なんだなあ、という感じです。

予定はしていなかったのですが、せっかくなので御朱印も頂戴し、
お茶とお菓子もいただきました。
お茶、「甘木茶」という珍しいのをいただきました。


なお、このお寺のすぐ近くには、崇道天皇社があります。
早良親王のね。
こちらもお参りを。



そして、この日の仕上げは、かき氷の「ほうせき箱」さん。
この日の限定メニューだという「ピスタチオDX」、
香ばしいピスタチオのソースと、中にたっぷり入ったイチゴ、
底から出てくる丸ごとピスタチオが相まって、素晴らしく美味でした。
整理券ゲットした甲斐あったわ!(笑)








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