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デザイナーの色メガネ

写真付きで日記や趣味を書く

さらば8月

2006-08-31 21:52:10 | 日常の中の物語

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8月も今日で終わり。

私も暑さにいささか疲れたが、夏自身も疲れて

きたように思える。

散歩道にあるパンパスグラス。

秋の日を受けて透きとおり、目にも爽やかだ。

今日は新顔の猫に会えたラッキーな朝だった。

_344 私はこういう猫の後姿が

好きなんだなあ。

自然体そのもの!

(猫に不自然体もヘンだが…)

さて、黒猫くんよ、いずこへ…?

_349 と、稲荷社で一休み。

お狐様とツーショット!

このあたりの地主さんは、

一族の稲荷社を建てて

いることが多く、こういう小さなお社をよく

見かけるのだが、いつぞやはお酒やら

りっぱな鯛やら米やら盛りだくさんに

お供えしてあるのを目撃したことがある。

(あれは猫に盗られないのだろうか、それとも

猫にも大盤振る舞いされているのだろうか?)

暫く行くと、またまた新顔の猫が…。

_370 今度は、レディーだね。

なかなか知的なお顔。

カメラを向けても、

「ご勝手に…。」と、涼しい表情。

盛夏には見られなかった猫たちが、そろそろ

散歩をはじめたようで、秋は楽しみが多いね。

休みもなく働いた8月よ、さらばでござる!


無二の一日

2006-08-29 21:27:45 | 日常の中の物語

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_190_1 以前(7月31日)のログに

登場した蜘蛛と紅蜀葵。(左写真)

この紅蜀葵の花が

今年はなぜか、なかなか咲かなかった。

昨晩、庭におりてみると、ようやく花芽が

ひとつ、「明日は咲きますよ!」とはちき

れそうになっていた。

(右下の葉の裏ではウンカが眠っている)

毎夏、8月に入ると次から次へと花芽が

膨らんでほとんど毎日咲いていたという

のに…。

まあ、花にもいろいろと事情があるとして…

それにしても夜の庭はなかなかイイ。

小さな虫たちが草や葉の陰でひっそり

眠っていたり、花芽が夜気を吸ってぐんぐん

と膨らんでいたり、家内とは別世界の

生き物達の夜があるんだなあ。

そんな昼とは別人のような夜の庭の表情を

見るのが好きで、時々夜の庭に出る。

そして朝になると、庭はいつもの表情になっ

ている。昨晩の蕾は…

_390 ←これが今朝の写真。

ちょっと小ぶりだけれど、

やっと咲いた。

この花も午後3時を過ぎるころには萎んで

しまうのだが…。

こういう一日花は、ついズルズルと、また

アクセクと過ごしがちな私たちの一日が、

無二の一日であることを教えてくれる。


霊感、あります?

2006-08-22 21:33:47 | 日常の中の物語

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次男が花火を買ってきて、やろう!という

ので久しぶりに手花火を楽しんだ。

この次男、幼さがなかなか抜けないのだが、

ちょっと変わっている(いや、かなり…)

うっすらと、霊感もあるようで…。

彼が中学生のころの話だが、夏休みに

なると、伊豆に泊りがけでよく行っていた。

(彼の友人の母親の実家に遊びに行かせて

いただいていた)

2年生の夏、また遊びに行くという前日、

「あそこスゴク楽しいんだけれど、霊がよく

いるのがちょっとイヤなんだ。」と言う。

「!!!???」と私と妻。

問いただすうちに繰り出された不可思議な

話の数々…。

いや~、ホンマかいな!私らをからかって

いるんじゃないかとも思ったのだが…。

妻がその友人の母親に、誘っていただいたお礼

の電話をしつつその話をしたところ、(母親同士

も飲み仲間) その母親はこともなげに

「そうなのよ~、いるのよね~。」

「!!!???」と妻。

実はその母親のお兄さんが強力な霊感体質

だとかで、霊を呼びよせてしまうらしい。

なにも感じない人もいるらしいが、霊感体質

の人はいろいろ…体験するらしい。

(やっぱり、ホンマカイナ?)

とにかく!ヘンな霊に憑かれて一緒に帰って

こられたら困るので、どうしようか…と

さる人に相談したら(波動の先生)

「意識の上で自分のまわりにバリアーを張って

カプセルの中に入りなさい。特に寝るときに!」

とありがたいやら、ワケのわからない助言を

いただき、次男へ伝えて送り出したのだった。

さて数日後、上機嫌で帰宅した彼、

「あのカプセル、効いたよ!眠ってる時なんか

霊が僕のカプセルのまわりをドンドンしながら

うろうろしてたよ。ただ、お風呂に入っている

時にカプセルをし忘れていたら……」

「うぎゃ~!!もういい!言わないで~!」

と妻の叫び声が、ホント怖かったあ~。


誕生日だにゃ~!

2006-08-20 23:55:00 | 日常の中の物語

      

今日はクーの6才の誕生日

我が家へやってきたのは10月28日だが、

もうほぼ6年の付き合いになる。

今はなくなってしまった『ねこたまランド』の

里親制度でもらってきたのだった。

兄弟3匹で連れて来られていたのだが、

クーが最後に残っていた。

本当に猫好き!という方が飼い主で、3匹

の行き先をとても心配していらっしゃった。

慣れた手つきで妻がクーを抱いているのを

見て、「あ~良かった、大丈夫ね、ケイは…」

と安心された様子を今でもよく覚えている。

(クーは『ケイ』という名前だったのです)

そしてハンサムなおとうさんに一番似ている

のがクーだとおっしゃった。

_373 私は初めての猫との

同居だったので、

当初、かなり緊張した。

あれから6年、もう猫がいるのがアタリマエ。

いないときっと、「なにか足りない」と思う

ほどに私が飼いならされてしまったようだ。

それにしても猫という生き物は不思議だ。

本当に不思議な世界を持っていて、想像力

を刺激してくれる。

画家や小説家に愛される理由が、同居して

わかったように思う。

さて、今日は日曜だというのに撮影の立会い

で私は出かけていた。

冷房の効かない室内の撮影でヘトヘトになって

夕方帰宅したら、ほどよく涼しい部屋のソファで

クーがの~んびりと寝ころんでいた。

チラッと私を見て、「アイツが帰ってきたから

そろそろご飯か…」という顔をした。

クーに用意された誕生日の特別メニューは

鰹のナマリと明石のタコだった。


野菜たちの汗

2006-08-19 10:21:51 | 日常の中の物語

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今朝届いたとうもろこし。

益子の高橋農場からの、野菜便の中。

あまりにツヤツヤと綺麗なので、いただく前

にまずは愛でて…と。

_330 他の野菜も愛でて…。

毎週届くこの野菜便

には、短い便りがついて

いて、季節の農家の仕事のあれこれが

伝わってくるのが楽しい。

だが、楽しいなどと呑気なことを言っている

のは都会生活者の私の都合の良い想像力

だと思う。

今回の便りに『連日の晴天で田圃の稲も少し

ずつですが、秋の収穫に期待がもてそうな

感じになってきました。やっと「花」が咲き始め

たのです。太陽に感謝・感謝・です』

とあった。高橋さんの奥さんの文章だ。

読んだとたんに、炎天下の田圃の風景や

働く人たちの姿が浮かんできて、深く頭を

垂れた次第。

_341 クール便で届いた

野菜たちは丁寧に

新聞紙でくるまれ、

開けると「こんにちは~!」と元気に笑って

いるようだ。

よく見ると、野菜たちも汗をかいていた。

農家の方達の労働の汗に感謝していただこう。