「カラスさんの意外な可愛さ」生き物語ー自然は尋常ではない7１話
ゴミを漁っていたる姿、電線に止まってギャーギャー鳴いている姿、低空飛行や歩いている姿、など日常的に見ているカラスたちなのですが、以下の写真のようにじっくり見つめることがありませんでした。あの日は食べ物などもっていないにも拘わらず何故か梢からわたくしの真近に飛来してきました。わたくしが動いても飛び立つ気配はありませんでしたので、どうしたものかとお互いに様子を窺っていましたが。『撮影しても良いのね』『勝手にして』 の阿吽の呼吸を感じて撮り始めました。意識しているのかどうか、ポーズをとってくれているようで<ホーホ~＞と嬉しくなりました。『意外や意外カワイイジャン！』カラスさんと通じ合っていたのを感じて、その日は余韻でとても気持ちよく過ごせました。カラスさん、ありがとう。また、頭の大きさに比して嘴がバランス的に大き過ぎるのが分かりましたし、「髪は、烏の濡れ羽色」ということもはっきり理解しました。さらに観察すると、艶やかな黒色だけじゃなくて、紫、青、緑色などが光沢を帯びているのを垣間見ることができました。
