若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
感覚次第で、何でもアート
日日を豊かに遊び心

放心

2012-01-22 | Drawings-Noriko Wako
夕日夕陽さん

この一連の作品は、何も考えないと何が現れるかな~ということから、表れてきた絵面です。

それぞれの一枚一枚の形態それがなんなのか説明できないのです。

タイトルも、フト「仲間たち」と思ったのでした。

ちなみにこれは、10年前ニューヨークで製作したもので、今回はじめて表出したのです。

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年初めのマイミクのnosubjectさんの日記に、沢庵和尚の「放心」という言葉がありました。

「放心」真に「これだ」と思いました。


また4年ほど前ですが、「HAGOROMO]の制作で6000枚以上毎日毎日墨で描いていた時のことです。
3000枚くらい描いた頃から、頭も心も[m:221]スッカラカンになり、全くの無為無策の状態で描き続けました。
どこまで、はたまた、いつまで描き続けるのかさえ判然としない、終わりを見つけるのが難しい状態でした。
その時にやり取りをしてくださったマイミクのアカショウビンさんから、親鸞の往相、還相ということばと鈴木大拙の「state of mind、 mental attitude、general affective tone 、psychic atmosphere」をいただきました。

お二人の有難いご教示に大変感謝なのです。


そして夕日夕陽さんの、感覚の鋭さとそれを瞬時に巧みに言葉化できる技量に、恐れいると同時に感謝していています。
昨年の日記にルドンからインスパイヤーされたご自身の書かれた小説は、「お主、なかなかやるなー」と思いました。
これの感想は、近いうちに書いて返礼としたいと思っております。夕日夕陽さんの文章表現で色々思うとコトがありましたので。

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センシティーブで造詣の深い博識のお三方に巡り遭えたワコウは、

つくづく幸せと感じている2012の年初めです。

何故このようなことを今殊更に書いたかと申しますと。
mixiから、プレミアム登録をしないと画像の掲載ができないというお知らせが入り、
しばしどうするか考えたてしまいました。
が、このようにかけがえのない素晴らしい方たちと交流ができる場を無効にすることはできないと思い登録することにしました。
もっとも、たとえmixiを止めたとしても、お付き合いできる方々と固く信じておりますが、でもこの場にいるからそれぞれの方々の近況を身近に感じられ、それはやはり、日常にあってたいへん比重の高い嬉しいことと思っている自分があります。

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最後に

「アッケラカン」、「ガランドウ」は、若生のり子の真髄です。