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「国家犯罪ー沖縄返還密約事件」についてAさんとのやり取り

2009-05-09 | 沖縄問題
アカショウビン
 >毎日新聞社の幹部や記者たち、ワシントンポスト(本質的なことを見ず、下世話な男女問題ばかりに気が行く日本国民の意識の低さを指摘)やニューヨークタイムズの記者など当時の貴重なニュース映像を基に密約の真相を鋭く解き明かす真摯なタイトル通りのものでした。

 ★私は毎日の購読者ですが朝日や産経からすれば未だ極端でないというところで購読していますが、このケースは毎日だけに負わせられる問題ではなく、マスコミの国家権力との癒着の一現象としてジャーナリズムがもって瞑すべき案件と心得ます。もちろん、心ある有志はいらっしゃるでしょうがテレビ・メディアを見る限りはお茶の間報道の生温さを国民と共有しているのが現実です。そこには国民としての「民度」も問われてくるわけで国民の一人としても自覚が必要なのは言うまでもありません。

 >彼女がいなければ、この重要な国家犯罪は暴けなかったのですから。本来的にこのことは彼女のお手柄なのです。そういう意味で彼女は英雄視されてしかるべきなのですが、現実は真反対でした。(土江さんも少しだけ指摘なさっていましたが)明らかにここにも当時の男尊女卑の社会的風潮がはびこっていたと思わざるを得ません。

 ★男尊女卑!ワコウさんのお言葉として聞きますと古くて新しい響きをもって聞く思いです。

 >下劣で好奇な世間の目にさらされ、翻弄され、有罪になり、懲戒免職になり、そしてその後離婚し、今は消息不明だそうです。彼女の人生は、汚名を着せられたままズタズタに引き裂かれ無茶苦茶にされたのですから。彼女の悲痛さと無念さは余りあると思います。

 ★まったく同感です。

ワコウ
アカショウビンさん 

>このケースは毎日だけに負わせられる問題ではなく、マスコミの国家権力との癒着の一現象としてジャーナリズムがもって瞑すべき案件と心得ます。

全くもって仰るとおりだと思います。

>テレビ・メディアを見る限りはお茶の間報道の生温さを国民と共有しているのが現実です。そこには国民としての「民度」も問われてくるわけで国民の一人としても自覚が必要なのは言うまでもありません。

テレビ・メディアは視聴率に、放送局のコードに、国家権力の情報操作によって左右されてしまいます。
国民の賢明で冷静なウォッチが不可欠です。
「checks & balances」も日本の場合は、三権分立は甚だ怪しく、昨今のさまざまな判決を見る限り、その癒着があまりにも多く目に付きます。

ご存知の通り、
「三権分立」とは、国家の権力を、立法、行政、司法の三つに分権させ、各機関に他の機関の越権を抑える権限を与え、相互に監視しあうことにより抑制均衡を図り、もって権力の集中・濫用を防止し、国民の政治的自由を保障させようとするシステム。
と言うことですが、
日本の場合国民を国家権力の都合のいいように操作するシステムのようになっています。

>男尊女卑!ワコウさんのお言葉として

これには笑ってしまいましたが
イヤイヤ、世界はまだまだ「男尊女卑」が横行しています。
私達女性が、参政権を得たのは、日本では第二次世界大戦後です。
まだ100年も立っていないのです。ですから構造的に仕組まれた男尊女卑意識は、目に見えない水面下では、まだまだ猛威を振るっています。
差別は、する側の意識の問題であることをヨーク認識するべきです。

世の男性諸氏、女性差別は、男性の問題なのですヨ。!!

あの外務省事務官の女性の汚名をどうすれば回復できるのか、何か手立てがあるのかと思います。
当然のこと、ご本人は、もう絶対に触れてくれるな、そっとしておいててほしいと思っていらっしゃるでしょうが。
誰かがやらねばならないと思います。
彼女のためだけでなく、日本の民主主義のためでもあります。
だからわたくしは、こうしてブログに書いています。