春の奥秩父１

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約半年ぶりに奥秩父の山小屋へと出かけた。

冬の間に一度は行き、あの山々が雪景色になったところを観たかったのだが何だかんだで行けずじまい。青梅街道を西へと車で向かい登山口に着いたのは6：30、連休だけあってすでに数台の車が停まっている。普段は人の少ない山域だが、さすがに賑やかになりそうだ。

車の温度計が0℃の中、念のため（？）自転車を担ぎ歩き始める。天気予報では数日前に雪が降ったようだったが登山口周辺は皆無。

急坂を休むことなく一気に担ぎ上げ平坦になったあたりで足元の花をみつけパチり。やはり春が来ている。

沢沿いの道に入り、鳥のさえずりを聞きながら歩くとこれまた半年ぶりの山小屋が見えてきた。

親父さんに挨拶を済ませコーヒーを頂きつつ世間話などをしていると、何やら忙しそう。話を聞くと今日はテント泊、小屋泊まり共にお客さんが多いとのこと。

それではということでしばらく荷物運びなどの仕事を手伝う。実家に帰ってきたような気分だ。

ひと段落したところで荷物をまとめザックを背負う。小屋から尾根伝いに歩き、これまで行ったことのない山頂までピストンをするつもりだ。

つづく。